2019.08.26 公開
俳優の菅田将暉が26日、都内で行われた映画『タロウのバカ』(9月6日公開)の完成披露試写会に登壇した。
菅田将暉、仲野太賀、そして新人俳優のYOSHIが、映画本編の衣装でステージに現れると、「菅田くーん!」と女性ファンからの大歓声が鳴り響き、菅田が衣装であるマスクをはずし、あいさつをはじめると「キャー!」と再びの歓声。
「今日は僕たちでなく、主演のYOSHIをたくさん観てください」と笑顔を見せると会場もさらに盛り上がり止まらない“菅田くん”コールが続いた。
映画『タロウのバカ』完成披露試写会 画像 4/7
本作への感想を尋ねられると仲野は「過激な部分もたくさんあるんですけど、そこにアレルギーを感じないでフラットな気持ちで観てほしいです。」とコメントし、菅田将暉は「タロウを演じることができるのはYOSHIしかいないなと感じた作品です。楽しんで観てください!」と語った。
そして、主演を務めるYOSHIは「いろんな正解があって、不正解もある作品です。人間の欲をアグレッシブに感じられる作品だと思います。」と意気込みを語り、過激でセンセーショナルな作品とは逆に、仲の良さと楽しさを感じる会見となった。
映画『タロウのバカ』完成披露試写会 画像 6/7
映画『タロウのバカ』完成披露試写会 画像 7/7
本作は、映画『日日是好日』や『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』を手掛けた大森立嗣監督の最新作。これまでの作品とは真逆のイメージに振り切ったという物語は、監督が15年間温めてきたオリジナル脚本によるもの。
学校に一度も行ったことがない少年・タロウが繰り広げる、過激でセンセーショナルな作品の主人公タロウは、300人以上の候補者の中から大森立嗣監督自ら選んだ若干15歳のYOSHI。
オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)やヘルムート ラング(HELMUT LANG)といったブランドのモデルに起用された経験を持つ。
演技経験が全くない彼自身の、自由奔放なキャラクターとも重なるタロウに期待したい。
映画『タロウのバカ』
公開日:2019年9月6日(金) テアトル新宿ほか全国ロードショー
監督・脚本編集:大森立嗣
出演:YOSHI、菅田将暉、仲野太賀、奥野瑛太、植田紗々、豊田エリー、國村隼
配給:東京テアトル
(c)2019「タロウのバカ」製作委員会
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