7月30日(金)より映画『ベイビーわるきゅーれ』がテアトル新宿(東京)ほかで公開されている。
主演の髙石あかりがWWSチャンネルのインタビューに応じ、映画『ベイビーわるきゅーれ』の主演に抜擢された時の気持ちから、撮影中で印象に残ったシーン、今後挑戦してみたい役柄のことなど語ってくれた。
Q:『ベイビーわるきゅーれ』はどんな作品に仕上がってますか?
髙石:高校を卒業したばかりの女性殺し屋コンビが主人公の映画ですけど、明るい殺し屋というか みんなが思っている、暗くて復讐劇みたいな作品ではないです。
二人でおでんを「美味い」と食べたり、洗濯機が壊れてどうしようだとか・・・ 普通に私達が生活する上で日常的にあるようなものがちりばめられてる作品だと思うので 普段こういう作品を見ない方でも、すごく見やすくて面白い作品だと思います。
Q:殺し屋という職業は一般的には怖い印象がありますが 演じる上で抵抗はなかったですか?
髙石:面白そうというイメージはずっとあったので演じることができて率直に楽しかったです。
Q:アクションシーンや激しい演技などもあったのですか?
髙石:一番最後に結構長い時間戦ってるシーンがあって、そこが見どころの一つだと思います。
Q:今回主役に抜擢されましたけど決まった時はどんな気持ちでしたか?
髙石:まさか主役をやらせてもらえるなんて思ってなかったです。 前回出演させていただいた同じ阪元裕吾監督の「ある用務員」という映画は、 殺し屋の一味として私と今回もご一緒させていただいた伊澤彩織さんと 初めてお会いした作品でもありました。
そこで二人のお芝居の評判が良かったとのことで、 今回改めて二人の作品を作ろうというお話を頂きました。 緊張というよりはまた阪元組で楽しくお芝居がやれるのではという嬉しさの方が大きかったです。
Q:髙石さんは今まで舞台の出演が多かったですが、舞台での演技と映像の中で見せる演技、違うものでしょうか?
髙石:違います。どれだけナチュラルに見せれるかを映像ではすごく 意識していて、ずっと(私の演技は)舞台芝居だと演技レッスンなどで言われてきましたが、 今回の映画を見て頂いた方々に「ナチュラルだった」と言って頂けることが 多かったので、一つ成長したのではと思います。
Q:以前、α-X's(アクロス)のメンバーとして活動してましたが、その当時からしてご自身が演技をすることは想定してましたか?
髙石:していたと思います。小さいころから女優さんになりたくてエイベックスに入って、α-X'sで活動していた時も、ずっとお芝居には興味がありました。
Q:今回の撮影の中での印象的なシーンはありましたか?
髙石:日常のシーンで(伊澤彩織さんと)二人でおでんを食べるシーンがあるんですけど、 長回しでの撮影で、5、6ページぐらいの台本の量だったですけど、 それをワンカットで撮るということに苦戦しました。
その分、思い出のシーンですね。
Q:共演者との現場での雰囲気はいかがでしたか?
髙石:すごく明るかったと思います。 アットホームというかこの作品が大好きな人達の 集まりなんだろなと感じる現場でした。
作品を試写会で見させてもらった時にも、試写会会場が明るさが溢れているなと感じました。
Q:撮影地で印象に残った場所は?
髙石:メイド喫茶です。これまでも行ってみたいとは思っていたのですが 縁がなかったので。自分がメイドをやるというよりは可愛い子達を見たいと思っていましたが まさか自分が役としてメイドさんをやるとは思っていなかったです(笑)
Q:今後挑戦していきたい役柄はありますか?
高石:今回、ガンアクションをしっかりやらせて頂いてすごい楽しかったので、もっとアクション作品に挑戦していきたいと思います。
今回の映画出演を振り返って、現場の雰囲気もすごい楽しかったので、またいろんな映像に出演出来たら いいなと思っています。