7月10日(水)、六本木トリコロールシアターにて、"真のコント王"を決める『キングオブコント2019』の1回戦が行われ、タレントのオスマン・サンコンと現役医師の大竹真一郎によるコンビ、"お医者さんコン"が出場した。
この日最後に登場した、"お医者さんコン"の2名。白衣に身を包んだ大竹のもとに、おなじみの民族衣装に身を包んだサンコンが診察に来るという、それぞれの立場を活かしたコントを展開。診察のために名前を聞かれた際には「1コン、2コン、サンコン!」とお馴染みの自己紹介も飛び出し、会場は笑いで包まれた。また、物忘れをしやすいというサンコンを診察する大竹の、軽快な関西弁のツッコミも炸裂し、緊張感が伝わる出場者も多い中、堂々としたステージを見せる2人。結果発表では、審査員より2回戦出場組が発表され、”お医者さんコン”も見事2回戦出場が決定した。
大会終了後、"お医者さんコン”の2名はマスコミの囲み取材に登場。
1回戦を終えての率直な気持ちを問われ、大竹は「本当に緊張したんですけど、本当に嬉しいです。ただ、2本目のネタがまだできていないので。僕がネタを作るんですけど、この2人で披露するネタを作るのはめちゃくちゃハードルが高いので、2本目が作れるかの不安もあります。ただ、今は1回戦を突破できて本当に良かったです」と喜びの表情を見せた。
サンコンは「日本に来て40年くらい経つんですけど、コントをやるのって初めてなんです!素晴らしい先生とコントができたので。関西弁でめちゃくちゃ関西っぽくて!僕関西大好きなんですよ。だから非常に素晴らしいなと思います。あと僕日本の漢字読めないんですよ。台本の漢字も読めなくていろいろなハードルがあったけど、よかったです!」とコメント。
またプレッシャーはあったかとの問いかけに対して大竹は「今日舞台に出ている方は、恐らく人前でネタを披露する機会があったと思うんですけど、僕ら今回が初めてでぶっつけ本番で、昨日寝れへんくらい緊張して。ゴルフの朝イチのティーショットくらい緊張しました」と笑いを誘った。
また、現役医師の大竹には、「笑いは健康的にどう?」といった質問も飛び、「笑いは健康にすごく大事なことです。僕の好きな言葉で、”楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのである。”という言葉があるんですけど、まず先に笑うということは大事で、笑えない時にあえて笑うと、嫌な気持ちも飛んでいくっていうのは、精神的にいいのではないかと思います」と回答。これに対しサンコンは「先生の言う通りですよ。僕も笑うの大好き、笑わすのも大好き。70歳になりましたけど、健康なのは笑うから!」と満面の笑みで答えた。