8月18日、少女歌劇団ミモザーヌの夏公演「Traveling Summer」が、大阪・東大阪市文化創造館で開催された。
「少女歌劇団ミモザーヌ」は、ゲームやアニメ、舞台などさまざまな業界でエポックメイキングな世界を生み出してきた広井王子が手掛けている、リアルな少女歌劇団だ。
第二部の始めに、ゲストとしてお笑い芸人・ミルクボーイが登場し、会場からは「すごい!」と、声が漏れた。
驚く会場に、ミルクボーイは「ミモザーヌが出てくると思ったら、角刈りのおっさんが出てきた」と自らコメントし、顧客を笑わせた。
ミルクボーイは、「世界観もセットも彼女たちの元気もすごいね」と感心しながら、「世界観(今回のテーマ“世界旅行”“空想の旅”とミルクボーイの組み合わせ)大丈夫?」と心配し、会場の笑いを誘った。
その後のコントでは、「ラジオ体操のネタ」を披露。ミルクボーイは、M–1グランプリ2019年で優勝しており、「コーンフレークのネタ」がお馴染みとなっている。
審査員からも、「行ったり来たり漫才とでもいうんでしょうかね」と評価されており、今回披露した「ラジオ体操のネタ」も、同じテイストとなっている。
コントが終わった後は、ミルクボーイがMCとして、少女歌劇団のメンバーが自己紹介をした後、「ミルクボーイ、つかみ選手権」というのが行われた。お笑い芸人・ミルクボーイの登場にて、“少女歌劇団のみんなも、つかみ(漫才やコントの最初に行われるギャグ)をやってみよう”というプチ企画だ。
少女歌劇団のメンバーは、各々でコンビを組み、コンビ名をいまもりまなか&みやはらにこによる「納豆ガール」、すずきみあいムェンドワ&もうりさくらによる「ココアガール」、いわむらゆきね&おかべ はなこによる「ヤミーズ」と、三組形成し、それぞれが考えるつかみを披露し、会場を和ませた。
ミルクボーイ駒場は、つかみが1番良かったコンビに「納豆ガール」を選んだ。理由の決め手を内海に聞かれると、「(納豆ガールのつかみを、)内海(ミルクボーイ)にやってほしい」と答えた。納豆ガールのつかみは、宙返りが含まれていたため、内海はすぐに「無理や」とツッコんだ。