2021.08.20 公開
2021年9・10月、東京・京都にて上演する佐藤勝利(Sexy Zone)が初の単独主演を務める舞台、PARCO PRODUCE『ブライトン・ビーチ回顧録』。今回キャストの姿を収めたメインビジュアルが完成し公開された。
1980年代に上演されたPARCO劇場の代表作ともいわれる、アメリカ・ブロードウェイの名コメディ作家、ニール・サイモンの三部作、『ブライトン・ビーチ回顧録』『ビロクシー・ブルース』『ブロードウェイ・バウンド』。B・B三部作と呼ばれるこれらの作品は、ニール・サイモン自身を思わせるユージンを中心に描かれる青春成長物語で、ニール・サイモンの新境地を開いたといわれる作品だ。
その三部作の1作目となる『ブライトン・ビーチ回顧録』は、サイモンの少年時代を描いたとされています。1937年、第二次世界大戦の足音が近づく時代、ニューヨークのブライトン・ビーチに住む、貧しくもたくましく生きるユダヤ人一家と思春期を迎えたユージンの成長を描いた名作だ。ブロードウェイでの上演は実に1306回を数える大ヒットを記録、83年の初演でユージンを演じたマシュー・ブロデリックはその年のトニー賞を受賞。85年にはPARCO劇場にて日本初演され、大好評を博した。
時代を越えて愛されるこの名作を、日本初演で訳・演出を手がけた青井陽治による翻訳版で、今注目を集める気鋭の演出家・小山ゆうなが演出。ユージン役に、本作が初の単独主演舞台となるSexy Zoneの佐藤勝利。14歳の少年を、瑞々しく体現する。母ケイト役に松下由樹、兄スタンリー役に入野自由。ユージンの叔母ブランチ役に須藤理彩、ユージンの従姉妹、姉のローラ役に川島海荷、妹のローリー役に岩田華怜。一家の父・ジャック役は、神保悟志が務めます。舞台・映像と多彩に活躍する実力派キャストが、いつの時代も変わらぬ“家族”の物語を、ユーモラスに、時におかしく時に真剣に、温かく描き出す。
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