警察庁の特別防犯対策監を務める歌手で俳優の杉良太郎と、特別防犯支援官の伍代夏子、城島茂らが、「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトチーム(略称:SOS47) の特殊詐欺被害防止のための決起集会を都内で開催した。
斉藤真木子(画面奥)と松本利夫(画面手前)(C)WWSチャンネル 画像 2/6 (画面左奥より)斉藤真木子、黒見明香、(画面左手前より)松本利夫、伍代夏子(C)WWSチャンネル 画像 3/6 斉藤真木子(C)WWSチャンネル 画像 4/6
この決起集会に名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48のキャプテン・斉藤真木子が出席した。斉藤は特別防犯支援官として、愛知県を中心に広報啓発活動を行っている。会見場に一礼して登壇した斉藤は、「受け子」や「出し子」などいわゆる闇バイト行為について、「楽にお金を稼げる方法なんてありません。そうした投稿に安易に応じると、抜け出せなくなるので、絶対に投稿者と連絡を取ることのないようにしてください」と呼びかけた。
(画面左から)松本利夫、斉藤真木子、伍代夏子(C)WWSチャンネル 画像 5/6 斉藤真木子(C)WWSチャンネル 画像 6/6
AKB48の各姉妹グループと同様、『ご当地支援官』として愛知県を中心に活動するSKE48。地元での広報啓発活動をについて重視していることを記者から質問されると、昨年10月に行われた愛知県警察及び愛知県中警察署主催の特別対策行事で、「受け子」、「出し子」、「高額バイト」などの実行犯をSNSで募集する投稿への注意喚起や、昨年末の愛知県「年末の安全なまちづくり県民運動」にて、特殊詐欺の被害防止の呼びかけを行ったことを報告。続けて、「他のご当地支援官のみなさんも同じかと思いますが、今お話しした取り組みは普段、愛知県を中心に活動するSKE48の私たちだからできる活動だと思っています。今後も愛知県警と連携して、特殊詐欺撲滅に取り組んでいきたいと思います」と決意を述べた。
また斉藤は、他の特別防犯支援官の活動報告に耳を傾け、合間には相槌を打つなど、集会中の所作でも一目を置いた。
「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」(SOS47)は2018年に芸能界の有志により結成。特殊詐欺被害を防止するため、知識や防止策を分かりやすく伝えるとともに、都道府県警と組んで広報啓発活動を行っている。今回の決起集会では、本年度に新たに制作した広報啓発用動画のお披露目や、杉による「47都道府県警察本部訪問」の報告が行われた。