2023.06.25 公開
2018年8⽉1⽇発売の最初の本『童詩(わらべうた)』と今年1⽉20⽇に発売された続きの本『蓑唄(みののうた)』の2冊を引っ提げて初の写真展「中村倫也 童詩×蓑唄 写真展 2023」を開催中の中村倫也。1⽉20⽇の⼤阪を⽪切りに全国6都市を巡回している本展が、札幌、仙台、福岡、名古屋も終え、遂に最終会場である東京・hmv museum 渋谷6へ6⽉24⽇から7⽉23⽇までやって来る。
中村倫也(※提供写真) 画像 2/8 中村倫也(※提供写真) 画像 3/8 中村倫也(※提供写真) 画像 4/8
東京初⽇前⽇である6⽉23⽇、閉店後の hmv museum 渋谷6に中村が姿を現した。写真展会場前にズラリと並んだオリジナルグッズを眺めながら、「すごいね、このスペース。なんか変な感じ(笑)」と少し照れた様⼦。ひとしきりグッズ売場をぶらぶらした後、いざ、初写真展初鑑賞へ。
⾜を踏み⼊れるなり「ははは!」と笑い声。「俺の写真ばっかり続いているよ。やっぱり『童詩』のころは若いね。この時はいろんなこと考えてたんだよなぁ」などと呟きながら⾜を進めていく。途中、ここでしか⾒られない映像や展⽰物のコーナーに⽴ち⽌まり、「こんな映像を撮っていたのか。この紙も残しておいたんだね。これはいつの︖」とスタッフへ質問。撮影時のオフショットを集めた⼀⾓でも1カット1カットを確認しながら、「この写真、おもしろい、珍しい」と笑顔がこぼれる。
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来場記念に写真を撮ることが出来るフォトスポットでは、中村⾃⾝も記念撮影。「童詩」「蓑唄」と書かれた暖簾⾵の布を触りながら、「これ、終わったらちょっと欲しいかも」とぽつり。短い時間ながら、展⽰スペースを満喫した様⼦だった。
【中村倫也・鑑賞後コメント】
⾃分だけが被写体なので恥ずかしさもあり、なんともコメントが難しいですが、こうやってまとまって⾒た時に、改めて使ってきた時間と携わった⼈達とまつわる場所、そして各写真を撮っていたころ⾃分がどんな仕事をしていたのか、やっぱりリアルに思い出しました。⾛⾺灯みたいですね。⼊⼝から順路とともにページをめくっていくような流れになっていて、きっと観てくれる⽅々も歩きながら『この時期はこうだったな』とか時系列で想いを馳せてくれるのではないかと。そう考えると、2冊あったからこそこういう形で実現できた写真展だなと感じます。『うた』リーズでタイトルを付けて良かった(笑)。僕にとってこの写真展は『歴史』す。既に2冊持っている⼈は、⾐裳が展⽰してあったりレアなコーナーもあるので勿論楽しめると思いますし、書籍グッズもを知らずに⼊った⼈がどんな2冊なんだろうって思ってくれた⾊々あります。「中村倫也ファンなんですね」と⾔われないらおもしろいですよね。あと、オリジナルギリギリラインのかわいいアイテムも揃えております。
初写真展にして、もう⼆度と機会はないだろうと思っているので、この貴重な企画の最終会場、渋⾕へ、是⾮⾜を運んで頂けたら嬉しいです。
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