女優の日比美思が、写真家の木下昂一と共同で、スクエアチェキ展「往復写簡」（読み:おうふくしゃかん）を、8月22日～29日に東京の「新宿 北村写真機店」で開催することを発表した。

本展の開催のきっかけは、フォトカルチャーメディア「SHUTTER magazine」で昨年10月から始まった『日比美思の往復写簡～Round Trip～』という連載企画。

兼ねてより親交があり、2021年に写真展の開催経験もある二人が、約1年前から「一瞬、一時」を切り取る『スクエアチェキ』と撮影時の想いを『ことば』にし、互いの日常を記録してきた。
本連載は、現時点で全11回を数える。

オンラインの連載で見せてきたその日常の記録を、リアルな場で表現する為、『スクエアチェキ』と『ことばで作る写真展の開催を決意。

本展の会場は、2020年にカメラの聖地とも呼ばれる新宿にオープンした、カメラのキタムラの旗艦店「新宿 北村写真機店」。
希少なカメラ・レンズをはじめ世界最大級の品揃えを誇るカメラ売り場やLeicaを中心としたヴィンテージサロン、修理や日々のメンテナンスをサポートするサービスカウンターなど、写真とカメラを愛するファンから初心者までを幅広く対象にした、写真のある豊かな生活を提案する専門店である。

日比美思×木下昂一 スクエアチェキ展「往復写簡」(※提供画像)  画像 2/3

本展で展示されるスクエアチェキは、全て世界に1点。展示だけでなく、全て販売されるほか、未展示のチェキで構成されたフォトブックをはじめ、ステッカーなど会場限定の販売グッズなども揃っている。
開催期間中は、スクエアチェキが随時追加され、毎日違った内容での展示が実施されるとのことだ。

本展の開催にあたり、日比は、
「初めての連載『日比美思の往復写簡』が、展示になりました！写真家の木下昂一さんを始め、ご尽力くださったすべての方々に心から感謝しています。400枚を超えたスクエアチェキフィルムのなか、1枚1枚が貴方を待っています。暑い日が続きますので、どうぞちょこっと涼みにくる気持ちで。」と、感謝の思いとともに開催への期待を込めた。

木下昂一(※提供写真)  画像 3/3

また、木下は本展に対して、
「『丁寧に写真と気持ちを往復させる』それだけを共通認識に、忙しさで埋もれてしまいそうな日々や瞬間をスクエアチェキと言葉で日比さんを通して紡いできました。
連載ではその一部しかお見せできていませんでしたが、展示では撮りためたもの全部を飾れたらと思っております。
誰かに寄り添える一枚があることを祈っております。」とコメントを発表。

本展の開催期間中、日比と木下が登壇するトークショー&サイン会（8月23日）などのイベントも行われることが発表されている。

木下とのトークショーでは、お互いのカメラについてのこだわりや、良い写真を撮る、撮られる為のコツや考え方などを対談する予定となっており、ファンはもちろんだが、カメラや写真が好きな人も楽しめるような内容になること間違いなし。

来場した方が、それぞれの日常を身近に感じることができ、日比と木下が織りなす、作り込まれていない自然な世界観での展示を目指しているこの企画。今年の夏、新宿 北村写真機店での、新たな楽しみの1つとなりそうだ。