池袋の名所として親しまれる、高層ビル「サンシャイン60」を中核とした複合商業施設サンシャインシティ内で人の心を癒す「噴水広場」。
その「噴水広場」にて、オールサブカルミュージックパーティー「池袋は俺の庭」が開催された。 CLUB MUSIC、J-POPからANIMESONG、VOCALOID、Vtuberまで楽しめるDJパーティー。このレポートでは「池袋は俺の庭」模様をお届けする。
本イベントはサンシャインシティ噴水広場初となる深夜DJイベント!
「サンシャインシティ」は、多くのショップやレストラン、エンターテインメントのスポットとして親しまれている。中でも、ここにある「噴水広場」は、都心のオアシスとして人々に愛されている場所。
会場へは、各々の想いのキャラクターを模した衣装を身にまとったコスプレイヤー、扇状の改造式ペンライトを持ったファンなど、様々ないでたちの若者が押し寄せパーティーを盛り上げる。また、屋内商業施設では国内最大級の超大型LEDビジョンを駆使したVJプレイと、噴水を組み合わせた迫力あるパフォーマンスが表現される。
CLUB MUSICやJ-POPだけでなく、ANIMESONG、VOCALOID、Vtuberの音楽まで、さまざまな音楽のファンが多岐にわたるジャンルを楽しむ。それぞれのファンが一同に集結し、一つの音楽の力で池袋の夜が繋がった。
この夜のオープニングを飾ったのは、「DJ高井舞香」。YOASOBIの『アイドル』に合わせ、SNSで流行したダンスやオーイシマサヨシの『君じゃなきゃダメみたい』などでパーティーのスタートから会場を沸かせる。
そして、噴水前のステージには、「kevin mitsunaga(fhána)」が、会場の空気を掴むかのようなDJでサンシャインシティをCLUBに変えてしまうかのようなプレイを魅せる。
そして自身の所属するfhánaの楽曲から『愛のシュプリーム!』『青空のラプソディ』を披露し、会場の空気はまさにCLUBで開催されるサブカルDJパーティーとなった。
そしてステージには「りさまる」が登場。まさにこのパーティーが、CLUBで開催されているがごとくお酒を煽り、会場はまさにパーティー会場へと化す。
ニッポン放送アナウンサーかつ業界一のアニメオタクでもある、通称よっぴーこと「吉田尚記」がDJで登場。さらに会場はサブカルミュージックパーティーへ。
そして、都内を中心に鋭意活動中のHIPHOPグループ。「Salt Communication」がステージへ。
「Salt Communication」はMC 「D5 (ドラゴン)」・MC 「Nasty MUUUUURAAAAA(ムラトミ)」・DJ 「TONOTONO VANBAAATA」による、2MC/1DJによるハイパーミュージックユニット。強気のパンチライン、ダンス、MC、DJで池袋の夜を燃やすように上げまくる。「ソルコ民」(※Salt Communicationのファンの総称)も「池袋は俺の庭」へ来場し、噴水広場の前で手を天井高く上げる。
「氏原ワタル(DOES)」の時間では、彼の力強いパフォーマンスに、会場はすぐに熱気に包まれた。彼のDJステージは、サビでの大合唱が起こる。
次に登場した「西尾夕香」は、その清楚な空気と声でファンの心をつかみ、一瞬で会場を彼女の世界に引き込んだ。そして、「つんこ」や「ぽにょ皇子」も、その選曲とDJ技術で、会場を一体感の中で盛り上げていった。
そして、日本を代表するアニソンDJ「DJシーザー」が登場。今回のイベントは9月1日が誕生日である「DJシーザー」のBIRTHDAY BASHとなっている。
会場からは「おめでとう!」などの祝福の声が湧きあがる、そしてSNSでも彼の誕生日を祝福するメッセージがあふれていた。客席では、多くのシャンパンが開けられ、会場のパーティー感は最高潮に。彼のDJプレイと共に一気に池袋を染め上げた上げた。
そして、「DJネス(from REAL AKIBA BOYZ)」は、Vtuber楽曲を盛り込んだセットで、オタク心をくすぐる選曲とテクニックで会場を盛り上げていった。。
「ALLINNS(クラムボンミト&RABけいたん)」のコラボレーションは、予想外の化学反応を見せ、二つの異なるアーテスト性と音楽性が絶妙に絡み合った圧巻のパフォーマンスで観客を魅せた。
心のオアシスである「噴水広場」がこの夜一変し、普段の静けさは一気に大きな音とエネルギーに包まれた。「池袋は俺の庭」は、多ジャンルの音楽が一堂に会する場所として、多くの人々の記憶に残るパーティーとなった。
CLUB MUSIC、J-POP、ANIMESONG、VOCALOID、Vtuberの音楽まで、さまざまな音楽のファンが一同に集結し、池袋の夜が、サブカルチャーで繋がる。人々のエネルギーは、この夜の噴水広場を特別な場所に変えた。このイベントが、今後もさらに続いていくことを期待する。