日本経済新聞社 メディアビジネス「THE NIKKEI MAGAZINE」(https://magazine.nikkei.com)が主催する「ビジネスや自分のフィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人」を表彰するアワード。
「チャレンジをまとう」をコンセプトに、ビジネス、イノベーション、スポーツ、芸術・文化、エンターテインメントなど様々な分野で活躍する方々を複数部門で選出し、表彰する「SUITS OF THE YEAR 2023(スーツ・オブ・イヤー)」が、2023年11月14日(火)に昨年同様、会場にお客様をお招きし、オンライン配信と合わせてハイブリッド形式で開催された。
6回目の開催となる今年のテーマは「ライフスタイルを豊かに」。
栗山英樹(※提供画像)〈SUITS OF THE YEAR 2023(スーツ・オブ・イヤー)〉 画像 2/3
「ビジネス」、「イノベーション」、「スポーツ」、「アート&カルチャー」分野で情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく話題の5人を表彰。
本授賞式のMCは、めざましどようびメインキャスターを担当し、現在は、BSフジLIVEプライムニュースにキャスターとして出演中で、他ラジオパーソナリティーを務めるなど、様々な番組へ出演している長野美郷が務めた。
「ビジネス」、「イノベーション」、「スポーツ」、「アート&カルチャー」分野で情熱を持ってチャレンジをコンセプトに、スポーツを軸に挑戦した人物にフォーカスした「スポーツ部門」からは、2023WBC日本代表監督の栗山英樹の受賞が決定した。
栗山英樹(※提供画像)〈SUITS OF THE YEAR 2023(スーツ・オブ・イヤー)〉 画像 3/3
ポールスチュアートのブレザーに身を包んだ栗山がトロフィーが授与し、「本日はこのような賞を頂きありがとうございます。野球界では名将と呼ばれる沢山の方がいらっしゃるのですがその中でも水原茂さんという素晴らしい監督さんが人間は弱いものである。だから形が大事である。礼とか挨拶とかそして服装とかという言葉を残しました。それを受けて監督としてスーツ、きちんとした姿というのをとても大切にしてきました。これからもその想いを後輩たちに伝えていけるようにしたいと思います」と受賞の喜びを述べました。ブレザーの着心地を聞かれると「抜群ですよね。とても着やすいですし、普段もスーツが多いのですが、このスタイルが個人的には一番好きなスタイルなので、本当に素敵だと思います」と答え、続けて、司会の長野さんよりWBCで日本代表を世界一にした監督にリーダーシップについて質問すると「自分ではリーダーシップは感じてないのですが、特に選手たちが監督ちょっと頼りないんで、僕たち頑張ろうと思って頑張ってくれたと思うんで、選手たちに本当に感謝してます」と栗山監督だからこそ言える貴重なお言葉を披露した。
授賞式の後には、『感動』というテーマを元に、受賞者全員参加による「これまでのチャレンジやユニークな体験」など、様々なトークが繰り広げられた。日本代表のプレーは世界中の人に大きな感動を与えました理由を問われた栗山監督は「僕もベンチで見ていて、とても感動しました。きっとあれだけのトッププレイヤー達が、自分のことも忘れて、チームの為だったり、日本の為、子供たちの為、人の為に全力を尽くす姿や人の為に頑張る姿ってこんなに感動するんだと思ってみてましたけど、その想いが感動を呼んだんだと思います」と述べ、「世界一の景色を見たいと思って行きましたけど、勝たしてもらった時には何も見えなかったですね(笑)選手たちの嬉しそうな顔が良かったと思いました。人はいつまでも全力を尽くさないといけないな感じました」とWBC日本代表監督をご経験されてお話を語った。
最後に、司会の長野が「受賞者の皆様、本当におめでとうございました、これからの皆様の挑戦(チャレンジ)と、ご 活躍を期待しております。」と述べ、第6回目となる受賞式を締めくくった。
【スポーツ部門】
スポーツ選手として挑戦した人物に贈呈
2023WBC日本代表監督 栗山 英樹(くりやま ひでき)
【受賞理由】
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表監督としてチームを率い、2023年3月に見事、世界一の栄冠に輝いた。
侍ジャパンの全力プレーは私たち日本人だけではなく、世界の人々にも感動を与えた。
また、自身も野球選手、北海道日本ハムファイターズの監督をつとめあげられたほか、解説者やスポーツジャーナリストとして活躍し、大学で教鞭もとっている。
【コメント】
本日はこのような賞を頂きありがとうございます。 野球界では名将と呼ばれる沢山の方がいらっしゃるのですがその中でも水原茂さんという素晴らしい監督さんが「人間は弱いものである。だから形が大事である。礼とか挨拶とかそして服装とか」という言葉を残しました。それを受けて監督としてスーツ、きちんとした姿というのをとても大切にしてきました。これからもその想いを後輩たちに伝えていけるようにしたいと思います。
着用スーツ 『ポール・スチュアート』