8月25日(土)に神奈川・横浜アリーナにて開催された『@JAM EXPO 2018』の「ストロベリーステージ」に、東池袋52が登場した。
東池袋にある池袋サンシャインシティの52階、そこへ本社を置くクレディセゾン及び関係会社の女性社員の中から選ばれ結成された東池袋52。この日のライブには27名が参加した。
ステージは、デビュー曲の『わたしセゾン』から幕を開けた。なんて胸に爽やかな風を運ぶ歌だろう。奥ゆかしさや女性らしいたたずまいを持った彼女たちに、とても似合う歌のワンピースだ。「あなたのセゾン、わたしのセゾン」と歌を繰り返すたびに、清楚な風が身体中を駆け抜けてゆく。27名が一斉に舞うその姿は、とても新鮮だ。
続く『なつセゾン』は、触れた瞬間から心を踊らせる、まさに夏の熱い風を運んでゆく楽曲。彼女たちは花道ステージへ移動。軽快にステップを踏みながら歌い踊る姿から目を放したくない。歌が進むたびに楽曲も、気持ちも熱く弾みだす。これって、ドキドキとした恋心を覚える、まるで一目惚れしたときのような気分だ。
最新シングルの『愛セゾン』を横一列に並ひ歌うメンバーたち。全員が愛らしい声を会場中へ飛ばすように歌いだす。途中から彼女たちは、中央ステージと花道に分かれて歌唱。大人数グループの良さをいかすように、迫力あるステージングを見せてくれた。
最後も東池袋52はステージ全体をめいっぱい使い、歌の風が胸をスッと吹き抜ける『雪セゾン』を届け、会場の人たちの視線を一身に集めていた。
清楚な大人の女性の魅力を歌やパフォーマンスを通し描きだす東池袋52。アイドルに染まり切ってない純粋さへも、心は強く惹かれていた。
(取材/文:長澤智典)
『@JAM EXPO 2018』8月25日公演「ストロベリーステージ」
【東池袋52・セットリスト】
M01:わたしセゾン
M02:なつセゾン
M03:愛セゾン
M04:雪セゾン