2018年10月6日(土)から東京・三越劇場で開催されている舞台「若様組まいる〜若様とロマン〜」に、SKE48の高柳明音が11日(水)の公演に出演した。
本作は、畠中恵の人気小説を原作にした舞台「若様組まいる」シリーズの第3弾で、明治24年の東京を舞台に、元旗本出身の若い巡査たちとハイカラな女学生たちのお見合いに始まる様々な恋模様を描いている。また、ストーリーの中に織り交ぜる殺陣やダンス歌が作品に華を添える。
舞台設定が明治時代ということもあり、上演される三越劇場のレトロな雰囲気と物語の展開が見事にマッチする。本作で高柳は「篠田琴子」という役で舞台に出演。和装に袴姿のハイカラな女学生姿がよく似合う。袴姿とはいえそこは舞台だ。劇中に何度か散りばめられたダンスシーンでは、市川美織をはじめとした女性キャストと共演し軽やかなステップを披露する。「明治時代の設定で袴姿なので踊らダンスはないと思いきや、がっつり踊っているんですよ!」と高柳は先日行ったインタビューで明かしていた。アイドルの振りとはまた違う、ふわりと空気を含むような優雅さと凛としたダンスは見ていて新鮮だ。
高柳が演じる琴子という役もお見合いの相手に対して照れたりと可愛らしい表情を見せる中で、時には叫んだり驚いたりと、場面ごとに変わる見せ方が面白い。役柄について「今まで自分が演じてきたキャラクターにない天真爛漫な子」と表現し、「今まで元気なキャラクターをやって演じたことがなくて、強気なキャラクターだったり、二面性のあるキャラクターだったりが多かったので、単純に明るくて可愛いちょっと不思議ちゃんなの役はやっていて楽しいです!」とインタビューで語ってくれた。今まで多くの舞台に出演してきた高柳だからこその“魅せる演技”に、会場の視線は自然と高柳へ向いていた。
SKE48として9年半の時間を過ごしてきた高柳明音。プロフィールに書かれた「将来の夢」の欄にはもちろん「女優」の2文字が掲げられている。MVから舞台、そして映画と活躍のステージを広げる高柳の今後の活動から目が離せない。
WWSチャンネルでは高柳明音にインタビューを実施。10月6日(土)から上演中の舞台「若様組まいる〜若様とロマン〜」に出演する高柳に、舞台への意気込みから、キャラクターの役作りについて話を聞いた。さらに、10月5日(金)に劇場デビュー10周年を迎え、いよいよ新たなステージへと船出したSKE48について、歴史を振り返りながら熱く語ってもらった。
◯高柳明音・インタビュー Part1:舞台「若様組まいる〜若様とロマン〜」
◯高柳明音・インタビュー Part2;SKE48 10周年について
◯高柳明音・動画インタビューはこちらから
◎公演情報
タイトル:「若様組まいる〜若様とロマン〜」
公演日程:2018年10月6日〜21日
公演数:16公演
開場時間:ロビー開場・開演60分前、客席開場・開演30分前
会場:三越劇場
【出演者】
入江甚儀/宮崎香連/原嶋元久
宇野結也/井澤巧麻/安川純平/伊崎龍次郎/森田桐矢
市川美繊/栞菜/高柳明音(Wキャスト)/小槙まこ(Wキャスト)
和合真?/山口大地/小多田直樹
角島美緒/斎藤直紀/綾乃彩
内藤大希/鎌苅健太/岡田達也/ほか