芥川賞作家の中村文則、 羽田圭介らも推薦! アイドルを目指す女の子の10年を描いた感動の青春小説。
本作は、 現役トップアイドルが、 「アイドルを目指す、 ある女の子の10年間」について綴った本格長編小説。 雑誌『ダ・ヴィンチ』2016年5月号から2018年9月号まで、 2年以上にわたって連載され、 単行本化にあたり大幅な加筆修正がなされた。
帯文には「これは一つの青春の終わりから、 次の青春へ向かう物語」(中村文則)、 「時折あらわれる、 鋭い“いじわる”表現が良い」(羽田圭介)というコメントが寄せられ、 著者の書き手としての才能に注目が集まっている。
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<高山一実コメント>
長編執筆の決意をしてから2年半、 バッグには常に原稿が入っていました。 トラペジウムのことを考えなかった日は一度もありません。
どんなメッセージを含ませたいか、 その為にはどうやってストーリーを運んでいけば良いか、 アイドルはどうあるべきか、 主にこの3つを繰り返し自分に問いかけ、 なんとか一冊の本に纏めることができました。
《アイドルの在り方》については主観というより統計かもしれません。 ヒントをくれる人たちが常に近くにいましたので、 環境と時間が答えへと導いてくれました。
夢を与える職業と言われているアイドル。 「小説」は、 その夢の与え方がずっとわからなかった私が、 やっと見つけた可能性です。 どうか読んでくださった方の未来を照らす作品となりますように。
<あらすじ>
高校1年生の東ゆうは、 「絶対にアイドルになる」ため、 己に4箇条を課して高校生活を送っていた。 「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」。 努力の末、 ついに東西南北の“輝く星たち”を仲間にした東が、 己のすべてをかけて追いかけた夢の結末とは!? 現役トップアイドルが、 アイドルを目指す女の子の10年間を描いた、 感動の青春小説。
著者プロフィール●高山一実(たかやま・かずみ)
1994年2月8日生まれ、 千葉県南房総市出身。 2011年8月、 乃木坂46第1期メンバーオーディションに合格。 16年4月より雑誌『ダ・ヴィンチ』にて小説『トラペジウム』の連載を開始。 同年9月、 ファースト写真集『高山一実写真集 恋かもしれない』を刊行。 本書が小説デビュー作となる。
<書誌情報>
タイトル:トラペジウム
著者:高山一実
発売日:11月28日(水)
定価:(本体1,400円+税)
発行:株式会社KADOKAWA
https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321603000422/
★刊行記念イベントのお知らせ
11月26日(月)八重洲ブックセンターにて開催予定。 (詳細は下記URLにて後日発表)
http://www.yaesu-book.co.jp/