11月18日(日)から東京・天王洲銀河劇場で上演される、松本大洋原作の舞台『鉄コン筋クリート』のゲネプロが開催された。ゲネプロを前に主演の乃木坂46の若月佑美、タレントの三戸なつめが報道陣向けの囲み取材に登場した。
若月は初日を迎えて「私自信が大好きな作品でしたし、乃木坂46として最後の舞台なので、ここに一つかけて頑張ろうと思ってきたので正直緊張しています」と心境を語った。共演する三戸は「今はニヤニヤしちゃいます。すごく楽しみで早くみんなで作り上げたものをお客さんに見てもらいたいです」とコメントした。
少年役を演じることについて質問されると「嬉しかったです。女性という元々持った性別を超えられる日が来るとわ!」と驚き、「少年は女性と男性の狭間にいる存在だと思うので、いいところで自分の女子としての面が働けばいいなって思います」と続けた。
見所について若月は「初めてちゃんとアクションに挑戦するので、クロ(若月演じるキャラクター)はたくさん戦ってシロ(三戸演じるキャラクター)を守ろうと頑張るところがあるので、そこを見てほしいなって思います」と述べた。
若月は11月30日(金)に乃木坂46を卒業する。乃木坂46としては最後の舞台に「正直、最後とは全く感じてないです。卒業を噛み締める前に作品へ熱中していたので、その時にならないと実感が湧かないと思います」と気持ちを素直に語った。さらに「自分が乃木坂46を卒業してからやりたいことがお芝居なので、最後の最後に乃木坂46として舞台ができたのがすごく嬉しいです」と意気込んだ。
元乃木坂46で女優の生駒里奈も舞台を観劇に来ることを記者からの質問で明かした若月は、「生駒ちゃんがお互いの舞台が発表されたときから『時期一緒じゃん!お互い頑張るしかないね!』って連絡取っていて、(生駒の舞台の)休演日に来るというので楽しみにしています」と笑顔を見せた。
舞台『鉄コン筋クリート』は11月18日(日)から11月25日(日)まで、東京・天王洲銀河劇場で上演される。