2018年12月19日に4期生として7人の新メンバーを迎え、2019年1月11日に浅川梨奈はじめ5人のメンバーが卒業し、新陳代謝の如く生まれ変わったSUPER☆GiRLSが、3月24日にMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて新体制初のワンマンライブを開催した。
「超絶FM presents SUPER☆GiRLS LIVE 2019」と題され、ラジオ番組の公開生放送の世界観でライブは展開された。
FMラジオよろしくの爽やかなジングルの後に「DJ超絶」と名乗る正体不明の“エエ声”による呼び込みによりメンバーが登場。リーダー渡邉幸愛のデビュー曲でも4期生オーディションの課題曲でもある「花道!!ア~ンビシャス」を皮切りにSUPER☆GiRLS第4章初のワンマンライブがスタートした。
注目はやはり4期生のパフォーマンス。初お披露目の昨年末からどれくらい成長を遂げているかが見所だ。「成長を見届けたい」という期待と「期待に応えてくれるのか?」という不安で複雑な心境に陥ったが、ライブが進んで行くにつれて不安の感情はいとも簡単に解消された。
AKB48やGEMとしてのキャリアを経て最年長ながら誰よりも熱く会場を盛り上げる金澤有希
ロシア仕込みのバレリーナという麗しい経歴ながら貪欲に汗をかく石丸千賀
コミック誌グラビアで注目を集める容姿端麗さを備えながら不思議キャラ炸裂の坂林佳奈
モデル級の小顔でスタイル抜群ながら印象的なハイトーンボイスが愛らしい井上真由子
ふわふわした雰囲気で癒しオーラを纏いながら確実なパフォーマンスを見せる門林有羽
“THEアイドル”な可愛らしいルックスながら高い歌唱力で心を惹く樋口なづな
4期生の中で最年少ながら堂々と元気溢れる姿でフレッシュさを感じさせる松本愛花
7人の新メンバーは虹の如く、一人一人が個性輝くパフォーマンスで観客を魅了した。
計15曲が披露され本編終了となり、アンコールに入るかと思いきやまたもDJ超絶による“エエ声”のアナウンスが入る。すると、6月12日・SUPER☆GiRLS結成記念日に22枚目のニューシングルをリリースすることが発表され、観客からは期待の歓声が上がり、会場は熱気に包まれた。
その勢いのまま、見慣れない衣装を身に纏ったスパガが登場。待望の新曲「ナツカレ★バケーション」を初披露。
イントロから観客によるコールが発生し、まるで今までなんども披露してきたスパガの代表曲かのような盛り上がりを見せた。
曲調としては夏の恋を歌った王道サマーチューンで、耳心地良い爽やかなメロディが心躍らせる。そんな「ナツカレ★バケーション」のクリエイターだが、作曲はスパガの人気楽曲「ラブサマ!!!」他、多数のアーティストやアイドルの名曲を手がけるヒットメーカーの多田慎也、作詞は「花道!!ア~ンビシャス」などスパガの数々の人気曲を生み出してきたLitzという、最強の布陣。
「ナツカレ★バケーション」のパフォーマンス終了後、リーダーの渡邉幸愛からセンターが阿部夢梨であることが発表された。
阿部夢梨は「今回初のセンターを務めさせていただきます。アイドルを始めた頃からずっと夢見ていたポジション。すごく嬉しいです!まだまだ未熟な私ですが皆さんに認めていただけるように、この夏スパガを引っ張っていけるように、全力で頑張ります!」とコメント。
謙虚ながらも堂々とした立ち振る舞いで、頼もしい姿を見せた。
そして、6月14日(金)に渋谷ストリームホール( http://stream-hall.jp/ )にて「SUPER☆GiRLS 9th Birthday Live(仮)」を開催することが発表された。
数々の有名アイドルが解散や活動休止を発表するこの“アイドル戦後時代”の最中、依然として力強く刀を握り続けるSUPER☆GiRLSの勇姿から目が離せない。