4月27日、「AKB48グループ春のLIVEフェス in 横浜スタジアム」が神奈川・横浜スタジアムにて開催された。
AKB48 画像 2/19
AKB48 画像 5/19
昼から各グループがステージを盛り上げてきた「春フェス」も、いよいよ大トリのAKB48のステージを迎えた。
ステージに登場したメンバーたち。岡田奈々が声だかに「AKB〜!」と叫び、歓声が上がったのは『RIVER』だ。クールなまなざしはスタジアムの後方にも投げ掛けられ、キレのいいダンスで見せつける。向井地美音も「みなさん、盛り上がってくれますか!?」とさらに観客を煽った。
パーティーチューンの『ハイテンション』の投下により、春フェスはクライマックスに向かってさらに加速。薄暗くなってきたスタジアムに、色とりどりのサイリウムが輝いた。
MCを挟んで小嶋の卒業セレモニーへ突入。導かれたのは『涙の表面張力』だ。黄色いサイリウムが会場を埋めつくし、観客一体となってこじまこへエールを送る。てんとうむChu!の『清純タイアド』には、卒業生の西野未姫が登場し会場をどよめかせた。約2年半ぶりの再結成に、メンバーも和気あいあいと楽しそうだ。
桜色のワンピースに花冠という出で立ちで現れた小嶋は、儚げで美しくまるで桜の木の精。一言一言を噛みしめるように「桜の木になろう」を歌う姿は、AKB48として活動してきた日々を思い出しているよう。堪えきれなくなったのか、時おり瞳と歌を滲ませていた。
イントロが流れ歓声が湧いたのは『清純フィロソフィー』。抱き合いながら歌う場面では、思わず目頭を押さえる小嶋の姿も。セレモニーの主役という大役を為し遂げ、彼女はステージから姿を消した。
GYAO!選抜の「ファースト・ラビット」パフォーマンス対決も挟み、AKB48のステージもいよいよラストスパート。「AKBフェスティバル」で会場を最高潮に盛り上げ、メモリアルナンバーの『10年桜』で春フェスをまとめあげたのだった。