4月27日(土)、東京・山野ホールで「LIVE SHOW CASE 2019〜アイドルの加速器になりたい〜」が開催され、イベントの大トリにつばきファクトリーが出演した。
イベントのトリとして登場したのが、つばきファクトリー。ライブは、今の季節にも似合う『春恋歌』からスタート。心地好く温かい春風をフロア中へ吹かせるように、つばきファクトリーのメンバーたちは胸をキュンキュンときめかす声を通し軽やかに歌いだした。ちょっぴりセンチな香りも匂わせながら、でも、ここから弾けようとする、そんな大胆一歩手前の感情が、逆に刺激的だ。彼女たちの歌へ触れているうちに、気持ちが少しずつ強さを増してゆく。
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沸き立つ気持ちを思いきり炸裂しようと、つばきファクトリーは情熱満載なファンキーダンスチューン『表面張力~Surface Tension~』を歌いだした。曲が進むごと、彼女たちの歌声にも大胆さが増してゆく。凛々しくパワフルに。でも、チャーミングさも覗かせながら、彼女たちは躍動する楽曲に乗せ観客たちを挑発していく。 9人が気持ちを一つに想いと熱情を注ぐ姿へ心が熱く沸き立っていた。
超絶アッパーなつばきファクトリー流EDMチューン『初恋サンライズ』の登場だ。疾走するダンスビートの上で、力強くパフォーマンスしてゆく彼女たち。胸の内側に渦巻く熱い気持ちを挑発するようにぶつける彼女たちの姿へ、熱狂をぶつけずにいれなかった。「女の子は何時だって真剣勝負」と彼女たちは歌いかけてきた。何時だって全力投球してゆくステージングを見せるつばきファクトリーだからこそ、観てる側も、彼女たちへ沸きだす気持ちを全力でぶつけたくなる。一緒に大胆に、ともに刺激的なままに騒ぎ狂いたい。ホント、そんな気分だ。
勢いをさらに加速させるように、つばきファクトリーは『ハナモヨウ』を歌唱。クールでスリリングなEDMサウンドの上で、彼女たちは破裂寸前の気持ちを歌声に乗せ、突きつけてきた。熱をたっぷりと秘めた歌声やステージングに触発され、フロアには熱狂の風景が描き出されていた。会場中から飛び交う絶叫。その声さえ自分たちの力として吸い込みながら、つばきファクトリーは大胆で刺激的なステージングを描き続けてゆく。「いくよー!!」の声を合図に飛び出したのが、触れた人たちの気持ちを一気に開放してゆく、華やかでアッパーなパーティチューン『ハッピークラッカー』だ。光を放つような歌声を思いきり胸の中へ吸い込み、その輝きをエナジーに変え、このまま全力で騒いでしまえ。頭の中にあるのは「楽しい」という最高の気持ちのみ。フロア中の人たちが騒く光景の、なんと華やかだったことか。
最後につばきファクトリーが届けたのが、情熱パーティチューンの『今夜だけ浮かれたかった』だ。彼女たちの一体化したパワフルな歌声と挑発的なダンスビートとの絡み合いがとても刺激的だ。ダイナミックにせまる彼女たちのパフォーマンスへ導かれるまま、誰もが熱狂の踊り子となってはしゃいでいた。短い時間の中、ノンストップで熱い刺激を注ぎ込んだつばきファクトリー。そのパワフルなステージングは、とても大胆で刺激的だった。