6月16日、人気のガールズグループ「東京パフォーマンスドール」が結成6周年のワンマンライヴを渋谷・STREAM HALLで行った。
それに先駆けて6月12日に発売された8枚目のシングル「SUPER DUPER」も好評、この夏一番のアゲアゲポップソングに認定されるのでは?というほどの勢いを見せている。
今回のライヴはアニバーサリーということを十分に考慮されたセットリストであった。
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今までのシングル曲をリミックスしたようなオープニングSEの中、懐かしい真っ白のデビュー衣装で登場した六人は当時と変わらぬ純真さを残しつつ、
大人の女性へと成長していく眩さの中で、先代TPDの人気曲「ダイヤモンドは傷つかない」からスタート。
その後も先代TPDの楽曲が続き、現在の新生TPDらしい曲の「Lovely Lovely」他2曲で昨今、多くの女性ファンから支持される
彼女たちのキュートなビジュアルをアピール、そして客席から写真撮影ができるフラッシュタイムへ。
懐かしのデビュー衣装でのフラッシュタイムは、全世代TPDファンの貴重なポートレートの一枚になった。
中盤はメンバーそれぞれのソロ曲やユニット曲を披露するコーナーへ。
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MCが無いノンストップのライヴスタイルでは、このコーナーは毎曲の衣装替えと変化する様々なタイプの楽曲で
各メンバーの個性を表現していく「ダンスサミット」の中で特徴的な構成部分である。
中でも上西星来と脇あかりによるユニット「赤の流星」は、最新8thシングルのカップリングである新曲「Into The Night」を新衣装で披露、
切ない大人の恋物語をコンテンポラリーダンスで表現した。
そしてライヴ後半への折り返しの一曲目は、これも8thシングルのカップリング曲「Starship Flight」を初披露、
6周年の彼女たちの次への決意を表したメッセージと熱いダンスで後半の幕が開いた。
ここからどんどん加速するノンストップのダンスビートは、まさに先代から受け継いだ「ダンスサミット」を令和の新時代へ向けて進化させたものとなり、
最後まで会場のファンと一体化した激しいものとなった。
本編の最後は結成当時から6年間大切に歌ってきた「DREAMIN’」で大団円を迎えた。
アンコールではCDデビュー5周年記念最新シングル「SUPER DUPER」を披露、
こちらはメンバーの浜崎と脇の二人で振付したもので、CDデビューから5年経って初めてシングル曲の振付を担当した二人の作品となった。
「初めて見た人でも一緒に出来る!をテーマに作った」というこの振付は、老若男女に受け入れられるシンプルでハッピーなのもので、
その中には「令和ポーズ」と呼ばれるポーズが豪華一箇所登場する作りになっている。
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MCなしのノンストップパフォーマンスがTPDの持ち味であるが、アンコールではいつもメンバーの言葉が聞ける。
最後にリーダー髙嶋が「どんな時でもこのメンバーで乗り切って来られたのは、皆様の応援があっての事。自分たちの夢を諦めずにここからまたさらに新しい事に挑戦していきたい」と、
熱い胸の内を語り、メンバーも観客も6年間の想いを巡らせて感動の涙で最後の曲「One Day One Life」で幕を閉じた。
MCの終盤で8月の新ライヴシリーズ「SUPER DUPER SUMMER 2019」を発表。
渋谷を中心として繰り広げられるこのシリーズは、グループ全員のものだけではなく、
各メンバーが個性あふれるソロイベントやユニットライヴを数々企画するという、新生TPD結成以来、初めての試みに挑戦する。
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その中には人気ブランドとコラボしたTPD初となる「女性ファン限定」のイベントも開催される予定である。
結成6周年、CDデビュー5周年の東京パフォーマンスドール、今までの力強さにキュート&ポップなエッセンスが加わった今回のダンスサミットは、
まだまだここから新たな広がりを見せていく期待に満ち溢れたワンマンライヴとなった。