8月7日、世界最大級のアイドルフェスティバル「TOKYO IDOL FESTIVAL 2016(TIF)」の最終日となる3日目が開催され、HOT STAGEに新潟県を拠点に活動するNegiccoが登場した。
衣装は鮮やかな緑色のトップスに、スカートはピンク調に緑の模様が入っているとてもお似合いない仕様で登場。メンバーが登場後、Naoの掛け声により第一曲目『トリプル!WONDERLAND』で幕を開ける。
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この曲はとても疾走感があり、更に、前に向かってステップアップしていくという気持ちが伝わってくる、とてもNegiccoらしい歌詞である。
そして一曲目から感じた事、それは会場全体の一体感がすでに出来上がっているという事。まるでライブパートの終盤でもおかしくないような、オーディエンスの掛け声、振り付けのシンクロ感。
そして見た目と反して積極的に強めな煽りを入れるMegu。やはり結成10周年を超えている、愛され続けているアイドルとはこのグループの事を言うのだろう。
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そんな勢いのまま、休むことなく2曲目、『恋のシャナナナ』を披露。早速自分のタオルを掲げ、オーディエンスにも煽りを入れる。
この曲のサビは優しいメロディではあるが、実際にはアップテンポでもあり、オーディエンスもみなタオルを振り回していたので盛り上がりも程よく出来ていた。それも雑な振り回し方ではなく、オーディエンス一体が一つの作品をつくっているかのような綺麗なウェーブを見せてくれた。
その後も『トキメキ マイドリーム』『RELISH』など、Negiccoを代表する、アップテンポの曲で盛り上げた。
Negiccoの曲の特徴として一曲が長く、満足度が非常に高いというのも実際に感じられた。それは一つ一つの掛け声の煽りや、手を振るしぐさ。それがお客様一人一人の対しての丁寧さが見ていて思ったところである。貫禄があってもなお、いつまでも新潟出身アイドルという、素朴な安心できるものを感じられるのも魅力の一つと言える。
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そして、続いて『さよならMusic』を披露。メンバーの考えた直球な歌詞がキャッチな部分であると言える。一つ一つの歌詞を噛みしめるように歌いきるメンバーにも心打たれるものがあった。
そんな中でラストの曲、『ねぇバーディア』を全力で歌いきる3人。まるで女性3人とは思えないようなパワフルで、応援したくなるような姿がそこにはあった。
今後もまだまだ期待をしていると同時に、是非一度は見て頂きたいアーティストと自信を持って言いたい。
(文:中谷憲都・写真:安藤龍之介)
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8月7日
HOT STAGEステージ
Negcco セットリスト
M1.トリプル!WONDERLAND
M2.恋のシャナナナ
M3.トキメキ マイドリーム
M4.RELISH
M5.さよならMusic
M6.ねぇバーディア