8月6日（火）、ハロー！プロジェクト所属の12人グループ「BEYOOOOONDS（ビヨーンズ）」が、デビューシングル『眼鏡の男の子／ニッポンノ D・N・A！／Go Waist』の発売記念イベントを開催した。

イベント開催前、マスコミ向けの囲み取材に登場したBEYOOOOONDSの12名。

メジャーデビューを明日に控え、今の気持ちを問われると高瀬くるみは「ついに来たなという感じです。メジャーデビューの発表があって3ヶ月があっという間に過ぎていきました。メンバーの絆も深まった今の状況でのメジャーデビューなので、今は自信しかないです！」と自信に満ちた表情を見せる。

今回のメジャーデビューシングルに収録される『眼鏡の男の子』について問われると一岡伶奈は「曲の中のどこかにセリフがあるというのがBEYOOOOONDSの特徴なんですけど、この曲では冒頭に入っていて。ミュージカルを見ているような1曲になっています。そして、1人1人の役柄が全員違うので、そういう細かいところまで見ていただたら、楽しんでいただけると思います」とコメント。

また、同じくメジャーデビューシングルに収録される『ニッポンノ D・N・A！』について平井美葉は「日本人特有の周りを見て行動する力や、真面目な性格などといった部分を、日本人の誇りとしてもっと活かしていこうよという想いを込めたメッセージソングになっています」と説明。

さらに『Go Waist』について江口紗耶は「ヴィレッジ・ピープルさんの曲をBEYOOOOONDS風にカバーさせていただいているので、皆さんどこかで聞き覚えがある曲になっていると思います。ライブとかではみんなで楽しめる曲になっています」と話した。

続いて記者から、他のグループに負けないところについて問われると、一岡怜奈は「やっぱり一人一人の個性が強いので、その個性はどのグループの方々にも負けないんじゃないかと思います」と話し、清野桃々姫は特技のヒューマンビートボックスを披露。メンバー、マスコミから拍手喝采を浴びた。

また、3曲同時公開されたミュージックビデオで頑張ったところを聞かれ、前田こころは「『眼鏡の男の子』では唯一の男の子役をやらせていただいているので、かっこいい男の子になれるように表情を決めて頑張っています」と話し、江口紗耶は「『Go Waist』ではサヤー隊長役をやっているので、ビリー隊長の動画を参考にしながら頑張りました」と、個性が光るミュージックビデオのエピソードについて語った。

さらに、先日、全英女子ゴルフで優勝を果たした渋野日向子選手の優勝を受け、若い世代の活躍の活躍について記者から質問が飛ぶと、高瀬くるみは「同い年の方が世界で戦って一位になったというニュースを見ると、自分ももっともっと頑張れば、もっともっとすごいことができるんじゃないかという可能性を見出すことができます。まだまだBEYOOOOONDSには若い世代がいるので、この12人で世界一を目指して頑張りたいと思います」と笑顔で意気込んだ。

イベントがスタートすると、会場いっぱいに集まったファンの大歓声に包まれて登場したBEYOOOOONDS。

オープニングを飾ったのは、清野桃々姫の凜とした口上から始まる『眼鏡の男の子』。前田こころ演じる”眼鏡の男の子”をめぐる、個性豊かな女子のストーリーが展開された。

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続いてステージ上には、高瀬くるみと江口沙耶扮する文化祭の司会者が出現。『眼鏡の男の子』と同様、ミュージカルを見ているかのような楽曲『文化祭実行委員長の恋』が始まる。前田こころ演じる”眼鏡男子”に恋をした、文化祭実行委員長の清野桃々姫のストーリーが、確かなクオリティの楽曲の中で繰り広げられる。楽曲中盤、女装コンテストに登場した前田こころ扮する”眼鏡男子”が、幕の中で生着替えを行い、『ニッポンノ D・N・A！』の衣装と細身のパンツに身を包み再登場。これには感嘆と歓喜が入り混じった大歓声が巻き起こった。

MCタイムでは、改めて明日のメジャーデビューについて高瀬くるみから告げられ、会場に集まったファンからは祝福の歓声が上がる。CDを既に手にしたファンを目の当たりにし、涙を見せるメンバーに、「涙は明日にとっておこう！」と声を掛ける高瀬くるみ。

小林萌花は「私はこのメジャーデビューシングルでピアノの収録もしているから、ピアノを聴いてもらえるのも嬉しい。ちゃんとクレジットに私の名前が載っているんです」と感動。また、清野桃々姫も「ヒューマンビートボックス：清野桃々姫って入ってる！」と歓喜の様子。「BEYOOOOONDSだからこそ、本人たちがクレジットに載っちゃう」と、改めてBEYOOOOONDSの強みを再確認したメンバーだった。

そんな時、ステージから見えるガンダム像に動きがあると会場がざわつき、メンバーは大興奮で踊り始め、会場に集まったファンはガンダムの主題歌を大合唱するという、この日ならではの時間が流れる。これに高橋くるみは「BEYOOOOONDSを見に来てくださった方々皆さんが、ガンダムの主題歌を合唱できるってすごくないですか！？私たちも、なんとなく居合わせた人が合唱できるくらい有名なグループになりたいなと思います！」とコメントし、会場を沸かせた。

続いて披露されたのは平井美葉の見事なラップから始まる『ニッポンノ D・N・A！』。キャッチーなメロディと歌詞、ダンスがクセになり、聴けば聴くほど、見れば見るほど味が出てくるこの楽曲。間奏では岡村美波、前田こころの2名がリスナーに向かって叫ぶポイントが登場するが、この日、リスナーに向かって”叫び”を見せたのは、里吉うたのと小林萌花の2名。里吉は「この間、幼馴染から手紙が届いて感じたの！手紙って、たまには良き～！」と叫び、小林は「この間あった、私の些細な幸せを聞いて～！茶柱が2本立ちました～！」と笑顔で言い放ち、会場を盛り上げた。

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続いて、一岡伶奈、島倉りか、西田汐里、江口沙耶からなる”CHICA#TETSU”が『都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて』を披露し、高瀬くるみ、前田こころ、山﨑夢羽、岡村美波、清野桃々姫からなる”雨ノ森 川海”が『GIRL ZONE』をパフォーマンス。繊細な心情を表現するCHICA#TETSU”と、人々の心に潤いを与えてくれるような”雨ノ森 川海”、それぞれの色を楽しめるのも、他のグループにはない、BEYOOOOONDSの強みの一つだろう。

2度目のMCタイムでは、BEYOOOOONDSが2チームに分かれ、高瀬くるみを司会、清野清野桃々姫をDJに、それぞれの個性を活かしたバトルを展開。関西出身の岡村美波、江口沙耶は”関西弁で告白対決”、知識が豊富な小林萌花、前田こころは”知識ひけらかし対決”、西田汐里、里吉うたのは”変なダンス対決”を行い、メンバーの個性あふれるこのコーナーでは会場中が笑いに包まれた。

そして最後に披露されたのは、エクササイズとしても楽しめる『Go Waist』。江口沙耶扮する”サヤー隊長”を筆頭に、会場を巻き込んで楽しめる楽曲で、この日集まった人々は笑顔に包まれ、イベントは幕を閉じた。

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【リリース情報】

『眼鏡の男の子／ニッポンノ D・N・A！／Go Waist』

2019.8.7（水）発売