2019.09.13 公開
【ライブレポート】STU48が瀬戸内から運んできたのは、眩しく爽やかな青春の風だった <@JAM EXPO 2019>

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8月24日(土)から25日(日)の2日間、神奈川・横浜アリーナで「@JAM EXPO 2019」が開催された。初日となった24日(土)のストロベリーステージに、瀬戸内7県を拠点に活躍するアイドルグループ・STU48が出演した。

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瀬戸内の風を運んできたのが、STU48。ライブは「夢力出そうぜ!」と力強く元気に歌う「夢力」から走りだした。とても清楚で爽やかだ。みずみずしい輝きを放つ中から滲み出る強い意思と夢。まさに夢に向かって走る青春という姿をそのまま体感している存在として、STU48は見えてきた。

「いったい誰のために走り続けてるのか?」、みずからの気持ちへ問いかけながら、それでも自分の心を信じようと、彼女たちは今の想いを「ペダルと車輪と来た道と」へぶつけてゆく。全員で花道ステージへ移動して以降も、狭い舞台の上にも関わらず、一つになった姿はとても眩しく見えていた。

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青春という言葉をそのまま体現しているライブを見せてゆくSTU48。彼女たちの歌が胸へ響くたび、心が踊りだす。ここで彼女たちは、AKB48の「真夏のSounds good!」をカバー。彼女たちが歌うと、ギラギラというよりも爽やかな夏風を覚える気分になれる。それこそが、STU48の持ち味だ。

 「人を好きになるって切なくつらいものね」。ちょっぴり切ないラブソングも、STU48の手にかかるとみずみずしい姿として見えてくる。片思いほど熱く切ない気持ちはない。でも、人を好きになる気持ちほど、心揺れる想いはない。そんな心模様をSTU48は「LOVE修行」に増せ、とても前向きに伝えてきた。





 「瀬戸内の声は届いてますかー」、の声に続いて飛び出したのがAKB48の「君のことが好きだから」。力強さの中へ爽やかな香りを覚えるたび、胸に爽快な風が吹き抜ける。「君のことが好きやけん」と広島弁で歌う場面も登場。その歌声に、胸をキュンと疼かずにいれなかった。

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最後にSTU48は最新シングルの「大好きな人」を歌唱。最後の最後まで彼女たちは、心真っ直ぐに汚れなき想いを歌声という瀬戸内の風に乗せて届けてくれた。

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