9月29日、愛知・中部国際空港(セントレア)に隣接したAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で「AICHI GIRL'S EXPO 2019」が開催された。このイベントはSKE48をはじめ、愛知を中心に活躍するアイドルグループが一同に集結し、この日限りのスペシャルステージを繰り広げた。


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SKE48にとってこのステージは大きな転機を迎えたライブとなった。9月30日をもって活動を終了する北川綾巴と後藤楽々が参加する最後のステージであり、2人のために特別な卒業ブロックが用意された。北川は一足先に行われた劇場最終公演で着たデニム地のドレスを、後藤は花柄のワンピース姿でステージに上がった。

北川と後藤は『約束よ』をデュエットで披露。アイドルという道から自分の夢を見つけた2人が歩み始める新たな道。歌詞の中に綴られた言葉とリンクするように明るい門出となった。後藤は、「最後の2日間をライブ、（翌日の）劇場公演で締めくくれるのは嬉しい」と語り、北川綾巴が「今までたくさんの応援ありがとうございました。これからもSKE48をよろしくお願いします」と感謝の気持ちを述べた。そして、ステージには北川と親しい松本慈子、惣田紗莉渚、井上瑠夏が、後藤と親しい野島樺乃、太田彩夏、菅原茉椰が『夕陽を見ているか？』を歌い上げた。

客席からは大きな“綾巴コール”と“楽々ちゃんコール”が飛び交った。

SKE48 ©2019 Zest,Inc.  画像 4/5 SKE48 ©中京テレビ  画像 5/5

SKE48のこれからを担うメンバーとしてファンからの期待に希望の兆しを届けてくれた北川と後藤。
別れはいつだって唐突で悲しくもある。だが、その積み重ねがSKE48の歴史の繋がりだ。

2人の門出を胸に、SKE48はまもなく11周年を迎える。