12月16日、SKE48の高柳明音がパーソナリティを務めるラジオ番組『高柳明音の生まれてこの方』(ラジオ日本 毎週土曜日深夜1時30分から放送)にて、高柳の卒業ソロ曲『青春の宝石』がフルオンエアされた。同曲は愛知・ラグーナテンボスの「冬ラグーナ2019」のTVCMの楽曲にも使用されていたが、フルオンエアは初となる。なお、MVは堤幸彦監督がメガホンを取り全編ドラマ仕立ての作品に仕上がっているという。
高柳にとって最初で最後となるソロ曲について「本当に暖かくて優しい曲で、私の過去を振り返った歌詞があったり、今を感じる歌詞や、アイドルを辞める瞬間に『こんな風になれてたらいいな』と思う歌詞まで、過去、現在、未来の全てが詰まってる曲になってます」とオンエアを前に紹介。
続けて「先日、新曲のプロモーションで取材を受けたんですけど、昔から応援してくれてた方やお世話になっているスタッフさん、メイクさんが揃って『泣きそう』って言ってくれて。今日初解禁じゃないですか。みんな、生きて聴いてくれよ」と念押しした。
その曲フリでオンエアされた『青春の宝石』は高柳の今までの苦悩や葛藤を振り返る形で、高柳明音がSKE48で歩んできた人生が詰まった、まさに「宝石箱」のような作品だった。聴く者一人ひとりの中にある高柳との思い出が蘇ってくるようで、ネットを中心にファンからは「ちゅりの歌声が沁みてきて感涙」、「ラジオの明音さんメインだった自分でも目頭が熱くなる」、「卒業しちゃうのだなと思い返してたら感極まってしまう」、「集大成の曲、歌詞に重みがある。泣きそう」などの声が上がった。
オンエアを終え高柳は「みんなー生きてるかい?大丈夫かい?」と問いかけながら、「たくさん嬉しい、楽しい事もありながら、裏で抱えてきた悩みだったり、苦しさがあったと思うので、ファンであればあるほどグッとくる内容になっているんではないでしょうか?ライブで歌える日を、みんなに聴いてもらえる日を楽しみにしています」と続けた。
高柳のソロ曲『青春の宝石』が収録された26thシングル『ソーユートコあるよね?』は2020年1月15日にリリース。
そして、3月15日に神奈川・横浜アリーナで開催の卒業コンサートのタイトルが「私の兆し、皆の兆し ~あかねまちゅりだ!~」に正式決定した。当日は2部構成で当コンサートは夜の部での開催となる。