12月20日、6人組アイドルグループ・夢みるアドレセンスが6名でのラストライブ「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」を渋谷TSUTAYA O-EASTにて開催した。
開演前に場内にはクラブにいるかのような気持ちを掻き立てるEDMが流れ、
いまかいまかとライブの開始を待つ、満員のオーディエンスからコールが鳴り止まない。
夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 2/31
メンバーはそれぞれのテーマカラーの衣装で登場し、
アッパーチューン『Rainbow Rain』からライブはスタートした。
振り付けをバッチリ決めて、メンバー間のコミュニケーションも序盤から息が合っている。
夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 3/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 4/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 5/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 6/31
ハードな曲調の『フォトシンセシス』で盛り上げた後、
「猫ちゃん〜」のコールで始まった『おしえてシュレディンガー』
では女性ファンには人気の可愛らしいポージングで決める。
「ヤバいー!
渋谷にお越しの皆様こんばんは!私達、夢みるアドレセンスです!」と荻野可鈴が
元気よく挨拶して盛り上げると、
メンバー全員が最高潮の元気な声で自己紹介を展開していく。
「平日ですけどソールドアウトでありがとうございます!
今日という日は1日しかないから楽しんでいけますか?
MCほぼなしのノンストップライブでいきます!」と荻野が煽り、
ハイスピードなロックチューン『ステルス部会25:00』が披露されると、
フロアの盛り上がりはすでに最高潮に。
夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 7/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 8/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 9/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 10/31
メロディアスなサビのメロディから始まる『ひまわりハート』、
可愛らしい振り付けが印象的な『キャンディちゃん』と王道アイドル曲を連発!
山下沙耶は
「ライブめっちゃ楽しいですねー
まだまだ盛り上がっていけますか?」と煽ると、
オーディエンスは大歓声で応える。
「いまからあんな曲、こんな曲を
いっぱいやっていきたいと思います」と山下のきっかけで
『ハナモモ』が始まると、
「みんなでクラップ!」と
荻野が煽りさらにヒートアップしていく。そのまま、夢アドのライブでは定番となっている『マワルセカイ』でライブ前半戦を締めくくる。
夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 11/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 12/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 13/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 14/31
中盤戦は派手な柄のビビッドな衣装にチェンジして
『恋のエフェクトMAGIC』からスタート!
「渋谷まだまだいけんじゃないの?」荻野がさらに煽ると
この日一番の一体感とも言える『舞いジェネ!』では、
ステージのメンバーの動きに合わせてオーディエンスも身体全体を横に振りながら、サイリムウが揺れる光景が圧巻であった。
夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 15/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 16/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 17/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 18/31
「ここからは音楽をみなさんに伝えていきたいです。」と荻野のきっかけで
これまでの盛り上がりから一転してバラード曲『小さなストーリー』が静かに始まる。
しっとりした歌い出しから次第に盛り上がる展開で、力強いメッセージを伝えるサビのメロディが印象に残る。
「みんなでクラップしてください!」と再び荻野が煽り、
元気いっぱいのパフォーマンスで『Exceeeed!!』でステージが温まっていくと、
「何度も夢に見た景色がある」というフレーズがまさに
メンバー達の心境をあらわすしているようで気持ちが高まる。
そのまま激しいアドレナリンを感じるハードなナンバー『アイドルレース 』 に繋がっていく。
志田友美が「後半戦!みんな声出していってください!」
と煽り、夢アドの王道ともいえるアッパーチューン『17:30のアニメ』で
場内は凄まじい一体感に包まれる。
夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 19/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 20/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 21/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 22/31
本編ラストは『ファンタスティックパレード』。
満員のフロアが飛び跳ねる凄まじい盛り上がりにオーディエンスの熱は収まらない。
「ありがとうございました!」
とメンバー全員が大声でお礼を言ってステージから去る。
アンコールが当然のごとく起こり、場内を何度もこだまする。
綺麗な音色のシンセから始まった『涙が出るくらい 伝えたい想い』では、
メンバーそれぞれが思いを込めて感情あらわに歌い上げる。
『JUMP』では、一転してアッパーチューンでタオルを回すパフォーマンスで盛り上げる。
夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 23/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 24/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 25/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 26/31
「アンコールありがとうございます!」と
荻野が元気よく応えながら、
「まだ泣いてないよね?」と笑顔でメンバーの表情を窺う。
この日が6名でのライブは最後であったが、
「全然最後の感じがしない」と荻野が表現したように
終始笑顔が続く明るいパフォーマンスが続く。
そして、最後を迎えるのにふさわしい
これ以上ないぐらいのキャッチーで前向きな気持ちになれる楽曲『メロンソーダ』
で場内がヒートアップしていく。
「今日という1日がみなさんの人生にとって大切な1日に」
と荻野がメッセージを伝え、
「バイユメ!」と懐かしの締めくくりの言葉で締めくくる。
ダブルアンコールでようやくメンバーそれぞれの最後のコメントがあった。
夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 27/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 28/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 29/31
山下彩耶:
「6人体制になって今月でちょうど2年になるんですが、
この2年間本当に学べたなと思ってます。
この6人で良かったと毎日イベントが終わるたびずっと思ってました。
今日で6人体制が終わるということでこの話しを最初に聞いた時に
悲しくて泣いてたんですけど・・
憧れの先輩方とステージに立てたこと幸せだったんだなと改めて感じてます。
彩耶はこれからも続けていくという結論をしたんですけど、
これからはメンバーは別々の道を歩むことになるので、
ひとりひとりの応援もよろしくお願いします!」
「今日はみなさん来ていただき本当にありがとうございます。
夢アドに入ってこんなにたくさんの人に応援されるなんて
本当に良かったと心から思ってます。
そしてはのんが夢アドに入ってから
沢山の思い出があるんですけど、嬉しい思い出が多くて、
6人でライブすることが心の底から楽しかったです。
そして先輩方本当に尊敬してます。
本当に信頼出来る先輩でいままで引っ張ってくれてありがとうございました!
そして水無瀬、一緒に入ってここまで頑張ってこれて
嬉しかったし、今までありがとう。
はのんはこれから頑張ります!今日はありがとうございました!」
水無瀬ゆき
「皆さん、今日は楽しかったですか?沢山沢山思い出伝えられましたか?
ありがとう、私も伝えられました。
2年前に憧れだった夢みるアドレセンスに入れて、
みんなのお陰で入れて、あのときはすごく嬉しかったな。
だからいまここで最高のメンバーで最高の夢トモと一緒に
ライブが出来て本当に幸せです。
本当に最高のメンバーとライブできて良かったです。
あまり不器用なので言葉ではうまく伝えられないので・・
最後にこれだけ言わせてください。
みんなありがとう大好きだよ!」
小林れい
「夢アドに入って約7年半、私の青春を全て捧げて
本当に後悔はありません。
すごく楽しかったし、いろんなことがあったけど、
こうやって続けてこれたのは間違いなくここにいるみんなだったり、
普段から応援してくださってる皆さんのお陰です。
このライブがこうやってみんなと過ごす時間が
私にとってすごくすごくかけがえのないものでした。
夢アドにいて幸せでした!
本当にありがとうございました!」
志田友美
「今日は皆さん楽しかったですか?
こうしていままでの人生の中で夢アドずっと続けてこれたのも、
ずっとアイドルしてこれたのも、大好きな歌とか歌い続けてこれたのも・・
(私の人生は)夢アドだけだったんです。
楽しかったこともつらいことも多くてそれ以上に
メンバーとファンの方とスタッフさんたちが
それ以上にいろんなことを教えてくれてました。
これから何回あっただろうという振り入れとかも
なくなるのは寂しいけど、みんな泣いてるよね(笑)
7年半、志田友美どうでしたか?
ここまで続けてきて本当に良かったし、
7年半、たくさんの夢を見させてくれた皆さん、
そして夢アドのエースにしてくれた皆さん本当にありがとうございました!」
荻野可鈴
「なんか今日始まるまで自分の中で色々とカウントダウンをしてたんですけど、
ステージ立った瞬間にいい意味でいつも通りな感じがしちゃって、
いまやっと泣いてるみんなを見て、
いまここにきてラストなんだったと感じてます。
7年半本当に振り返っても、
楽しいことより大変だったことや辛かったことの方が、
多かったなという印象でした。
それでも7年半本当に楽しくて・・・
もう一回夢アドやるか?って言われたらわかんないけど(笑)
きっとやるんだろうよ、やると思います。
夢アド、個人仕事も本当に多かったんですけど、
ステージに立つたびに私の居場所は本当にここなんだなといつも感じていました。
それくらい大切な場所を作ってくれたのは、いまここにいるみんなもそうだし、
7年半一度でも会いに来てくれたみんなの一人ひとりがいたからこその
7年半だったと思います。
そして何より友美とれい感謝してます!
本当に7年半辛い時も最後の最後まで
そばにいてくれました。
7年半で一生のかけがえのない仲間をもらえたなと
思います。
本当に皆さん、7年半幸せをありがとうございました!」
夢みるアドレセンスのメンバーは温かいファンに見守られながら、それぞれの思いを最後に感情あらわに届けてくれた。
今後の夢に向かって6人のさらなる活躍に期待したい。
夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 30/31 夢みるアドレセンス「夢みるアドレセンス ワンマンLIVE 2019」 画像 31/31