AKB48グループが1月18日(土)から1月26日(日)の9日間、TOKYO DOME CITY HALL(以下、TDCホール)にて「AKB48グループ TDCホールライブ祭り」を計16公演を開催する。
SKE48 第14位『クロス』<AKB48リクアワ2020> 画像 2/9
20日(月)にはメインイベントとなる「AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト50 2020」が開催。この日は25位から1位までの順位が発表された。ランキング中盤の第14位にランクインしたのは、SKE48・高柳明音の代表曲『クロス』だ。この楽曲は2011年、当時の「JCB HALL」で開催された「AKB48 17thシングル 選抜総選挙」で、高柳がランクインのスピーチでプロデューサーの秋元康氏への直訴がきっかけで生まれた、チームKⅡ初のオリジナル公演『ラムネの飲み方』のユニット曲だ。
山内鈴蘭 第14位『クロス』<AKB48リクアワ2020> 画像 3/9 大場美奈 第14位『クロス』<AKB48リクアワ2020> 画像 4/9 高柳明音 第14位『クロス』<AKB48リクアワ2020> 画像 5/9 SKE48 第14位『クロス』<AKB48リクアワ2020> 画像 2/9
赤く染まったステージに颯爽と登場した高柳。今日は昨年開催されたミッドナイト公演を共に駆け抜けた盟友・大場美奈と山内鈴蘭とのユニットで披露だ。マイクスタンドを左右に大きく振り、天高く足を蹴り上げるなど乗っけからスロットル全開のパフォーマンスを展開。アリーナを中心に広がる声量MAXの「明音」コールに、つられて叫びそうになる「超絶イケメン」コールを心の中で踏みとどめた。熱量全開で贈るパフォーマンスは3人の中にあるステージを楽しみたいという熱さが放出させたもの。
普段は日高優月・北野瑠華のコンビと組む事が多い同曲だが、今日のパフォーマンスはこの一瞬に生命を燃やす歌詞の中のライダーの生と死の狭間を駆け抜けるような狂気さに包まれていた。
高柳明音 第14位『クロス』<AKB48リクアワ2020> 画像 7/9 SKE48 第14位『クロス』<AKB48リクアワ2020> 画像 8/9 SKE48 第14位『クロス』<AKB48リクアワ2020> 画像 9/9
高柳は終演後に自身のツイッターで「クロス14位ランクイン ありがとうございました!毎年『私は一曲に決められない』『何位でも歌えればいい!』としか伝えない私だけど毎年律儀にクロスをランクインさせてくれて本当にありがとう
14位は本当すごい」とコメントを投稿した。
高柳は3月にSKE48からの卒業を発表している。2020年に入り「最後の」という枕詞が徐々に増えてきた。
『クロス』だけじゃない。高柳だからこそ見たい、聴きたいというライブパフォーマンスを、卒業の瞬間まで届け続けて欲しいと思う。