2020.03.04 公開
【コラム】高柳明音の卒業写真集はSKE48の歴史書 メンバーへの愛の詰まった11年の軌跡と共に

高柳明音  画像 1/6

3月4日、名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48高柳明音が2nd写真集『いつか、思い出したいこと。』(光文社)を発売した。

【コラム】高柳明音の卒業写真集はSKE48の歴史書 メンバーへの愛の詰まった11年の軌跡と共に高柳明音  画像 2/6

本作は今春卒業を予定している高柳にとって、グループ卒業前の最後の写真集となる。ベトナムでロケが行われ、現地の風景にカメラを向ける高柳の姿や、民族衣装であるアオザイに袖を通したカットから、意外と初となるランジェリーショットまで“等身大”の彼女の姿が収められている。

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また、高柳のライフワークとも言える”ちゅりカメラ”の作品も約400点が同時に収録され、自身だけでなくメンバーたちと一緒に作り上げていく姿勢は高柳らしくて頷ける。中にはこれまで撮りためてきた数々の名場面に写る懐かしいメンバーたちの姿も。
「卒業メンバーも多く含まれているので、掲載の確認は私から連絡して直接聞きました。事務所に入っていない子や海外に行ってる子もいるので。久しぶりに話をした子もいます」と会見中にコメントした高柳。また、現役メンバーでは北野瑠華のカット数が多くなってしまい嬉しい悩みを抱えたという。「私がカメラを向けると自分からやってくるんですよね。だから、あれもこれもって選んでたら『減らしてください』って言われてしまって(笑)」と愛のこもった裏話を披露してくれた。

【コラム】高柳明音の卒業写真集はSKE48の歴史書 メンバーへの愛の詰まった11年の軌跡と共に高柳明音  画像 4/6

写真集発売を目前に控えた3月2日、高柳はメンバーへ向けたお渡し会を実施し、その様子を自身のツイッターで公開した。受け取ったメンバーたちからは早速多くの感想が発信され、熊崎晴香と共に写真集を見た鎌田菜月は「とんでもない見応え、読み応えです! 私たちのリアクションで察してください」と表情に富んだ写真と共にコメント。竹内彩姫は「私のアイドル人生での思い出も詰まってます」と“ちゅりカメラ”の作品たちに想いを馳せる。高柳との関係を“ビシネスパートナー”と称するチームKⅡリーダー・大場美奈は「"みなちゅり"たくさんで嬉しかった!! 私の感想は前半愛しい。後半エモい。」と語っている。また、自腹で購入したという青木詩織は「あ、あかねちゃんって これから呼ぼうかな。。。」とまだまだ間に合う目標を綴った。


【コラム】高柳明音の卒業写真集はSKE48の歴史書 メンバーへの愛の詰まった11年の軌跡と共に※画像は江籠裕奈 Twitterより  画像 5/6 【コラム】高柳明音の卒業写真集はSKE48の歴史書 メンバーへの愛の詰まった11年の軌跡と共に※画像は江籠裕奈 Twitterより  画像 6/6



そして、江籠裕奈も自身のツイッターを更新。
「今日ね 写真集貰って嬉しかった! もちろん自分でも買うけどね!!ページをめくってもめくっても ちゅりさんが可愛いので是非」(一部抜粋)と感想を寄せ、別投稿では「74ページと83ページが わたしのお気に入りです」と続けた。大切に写真集を手にする姿から高柳を慕っている心情が強く伝わってくる。


写真集のタイトルを深読みしていくと、本作は高柳のアイドル人生が凝縮されながらも、“今”を作り出していくメンバーたちの姿を通してSKE48というグループの歴史書という意味合いも含まれているのではないだろうか?
それは、高柳明音という一人のアイドルが発する情熱が具体化した結果でもあるだろう。


“今が一番楽しい!”と唱え続けてきた高柳がメンバーたちへ残したもの。
それは、ここからまたSKE48を盛り上げ、まだ、夢の途中にある“未来”を手に欲しいという願いなのかもしれない。

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