10月11日(火)、「HKT48vs欅坂46 つぶやきCMグランプリ」の開催発表記者会見が行われ、HKT48からは指原莉乃、田島芽瑠、朝長美桜、松岡菜摘、松岡はな、欅坂46からは志田愛佳、菅井友香、鈴本美愉、平手友梨奈、渡辺梨加、渡邉理佐が出席した。
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「つぶやきCMグランプリ」とは、株式会社ロッテによるガムのプロモーション施策。一般の皆さんが好きなガム(お題)と「HKT48と欅坂46のメンバー」総勢64名から好きなメンバーを選び、CM企画案をTwitterに投稿し、面白いと判断された企画は即時撮影~映像化され、特設キャンペーンサイトにて順次公開されるという、いわば疑似プロデューサーをスマホで簡単に楽しめられる、かつてない参加型企画だ。
しかもこの企画、投稿だけではなく投票でも参加できるという。誰が演じたCMが面白かったか、特設サイト上で「推しCM」として投票できるのだ。
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トークセッションが始まると、「どんなCMを作っていきたいか」をテーマに、メンバーらが予め準備されたボードと口頭で答えていく。
トップバッターにHKT48の指原莉乃は、「イケメンに自分が原因でケンカさせるCM」と回答。イケメン2人がケンカしている間、指原本人は「ただガムを噛むだけのちょい悪女」をイメージしているらしい。しかもそのイケメンとは、「山﨑賢人くんや福士蒼汰くんみたいな人」がいいと言う。指原らしい、何とも贅沢で面白い提案(妄想)だ。
同じくHKT48の田島芽瑠は、「メンバーをドッキリさせる」とコメント。同グループの他のメンバーから、「破天荒そう」「怖そう」「落とし穴やりそう」と散々に言われる中、田島本人が「海外のようなハードで怖いドッキリをしたい。でも最後はガムを渡して仲直り」と話すと、指原から「今までの中で一番まともな案」と太鼓判を押される。
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一方で欅坂46の平手友梨奈は、「とにかくカッコいいCMを撮ってほしいです」と回答。「カッコイイ系が得意というか好きなので、そこをもっと出せたら」と話す。実は平手、今回のサンプルCMで初めてだという男装をし、イケメンを演じた。「最後のポーズがたまらない」と絶賛されるほど、また、女子中学生とは思えないほどのカッコ良さが表れているCMの出来栄え。そう、企画によってはメンバーの新たな一面も見ることができるのだ。
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また、トークセッション中に欅坂46の三角関係が発覚。志田愛佳が「『ザ・クール』(と言われる志田愛佳と渡邉理佐の)2人で雨の中クールなガムのCM」と答えた後、噂の渡邉は「言いづらいんですけど……」と前置きしてから「隣の梨加ちゃんと奇抜なガムのCM」と回答。更にその渡辺梨加は、「仲良しの志田と一緒に私たちをとにかく可愛く撮ってほしいです」と話す。まさかの三角関係に、一同から驚きの声と爆笑が。
このように、トークセッションでは終始各メンバーの個性が炸裂。指原は、「(メンバーの作ってみたいCMが)全部実現してほしい。でも、ファンの方が観たいと思うものを提案してくれた方が新しいものを観られると思うので」と、メンバーの意見を尊重しつつも、ファンだからこそ分かるメンバーの魅力が詰まった企画を心待ちにしていることを明かした。
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平手が途中「HKT48は欅坂46のカッコイイ感じと違ってポップな曲が多い」と話すように、イメージの異なるHKT48と欅坂46。実はこのキャンペーン、冒頭で記述したこと以外にも、CMの投票数でどちらのグループが優勢かという競争もある。更に、選ばれた企画立案者の方には、来年の3月に直接表彰される機会もあるという、非常に見ごたえがあり、ファンにとって至れり尽くせりなイベントになっている。一度で二度どころではない。一度で何度もおいしい企画だ。
なんと100本のCM作成を目指す予定らしいので、そこの貴方も、ガムを噛んで脳を活性化させ、“あの娘を主役に”してみようではないか。
(取材/文:青木まりな・写真:安藤龍之介)