名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48から選抜された次世代ユニット「カミングフレーバー」が、ビデオ会議システム「Zoom」を利用した演劇『Zoom劇場 カミングフレーバー(SKE48)は一週間で女優になれるのか!?』に出演。本日、第2グループが初日を迎えた。
本公演は、大反響を呼んでいる「Zoom劇場 オンラインノミ」シリーズ製作チームの全面プロデュースにより実現。今回の作品は現在もロングランを続けている大好評のシリーズ第2作「オンラインノミ2」がSKE48用にリメイクされたもので、Zoomで行われたオンライン女子会が不可解な怪奇現象によってパニックに陥れられる極上サスペンスとなっている。
『Zoom劇場 カミングフレーバー(SKE48)は一週間で女優になれるのか!?』(C)2020 Zest,Inc. 画像 2/8 『Zoom劇場 カミングフレーバー(SKE48)は一週間で女優になれるのか!?』(C)2020 Zest,Inc. 画像 3/8
第2グループには青海ひな乃、鈴木愛菜、田辺美月、西満里奈が出演し、野村実代は第1グループより役柄を変えて再出演する。舞台となるのは、メンバーそれぞれの部屋であり、視聴者も屋内、もしくは部屋で視聴してることだろう。
ある意味、同じ空間で肌感覚で役者の演技を感じることができる劇場を「部屋」というキーワードで擬似的に共有している点が興味深い。
また、アイドルにとって女優デビューの登竜門でもあるホラー。
「部屋」というある意味の密室で、オンラインならではの距離感の近さと、画面いっぱいから伝わってくる緊迫感は引き込まれる。ネット環境による映像や音声の乱れはご愛嬌だ。
青海ひな乃 (C)2019 Zest,Inc. 画像 4/8 野村実代 (C)2019 Zest,Inc. 画像 5/8
初日を終え、主人公サクラを演じた青海は「演技をちゃんとしたのが初めて。セリフがめちゃめちゃあるなか、一週間で覚えるのが大変でしたが、楽しく終えられて良かったです」と胸を撫で下ろした。また、第1グループより引き続き出演した野村は「前回はサクラ役で、今回は謎の女・ケイを演じました。前回は怖がる側だったので、みんなを怖がらせる役だったので、違いを出すのが難しかったです」と役を演じ分ける難しさを語った。また、青海から劇中で見せた高笑いについて、「あの笑い方本当に怖すぎます」と絶賛された(?)。
田辺美月 (C)2019 Zest,Inc. 画像 6/8 鈴木愛菜 (C)2019 Zest,Inc. 画像 7/8 西満里奈 (C)2019 Zest,Inc. 画像 8/8
また、本作がホラーであることから田辺は、「内容が結構怖いじゃないですか。なので夜に台本覚えるのがすごく怖かったです。でも、見てくれた皆さんが怖いって思ってくれたら嬉しい」と稽古中のエピソードを明かし、鈴木は「心臓ドキドキで大丈夫かなって思ったんですけど、初日を終えて安心してます」と緊張感から解放された様子で語った。
西は劇中のクラッカーを鳴らす場面についてふれ、「クラッカーを初めて鳴らしたんですけど、音が思ったより大きくてびっくりしました」とコメントし、メンバー、視聴者を含めてほっこりさせた。
第2グループは13日(土)、14日(日)にも20時より公演。最終日には「千秋楽 打ち上げトークショー」と題して、安田大サーカスのクロちゃんがゲスト出演する。
【主演:青海ひな乃 コメント】
初日、ありがとうございました!!
こうやってセリフをたくさんいただいて演技をするのは初めてだったので、めちゃくちゃ不安でした。
私は覚えるのが苦手なので1週間で出来るかなって思いましたが、Zoomを使った新しい演劇を体験させていただけるチャンスなので、私なりにたくさん練習しました!!
リハーサルはたくさんミスをしたりしましたが、稽古が毎日勉強になって楽しかったです!!
13日、14日もありますので是非見にきてくださると嬉しいです!!
そして日に日に成長した姿をお見せできるように頑張ります!!
本当にありがとうございました!!
【公演情報】
『Zoom劇場 カミングフレーバー(SKE48)は一週間で女優になれるのか!?』
-怨ラインノミー
<Introduction>
主人公サクラは友人のアイに招待を受け、Zoomに参加。ミキとカエデが現れ、サプライズでサクラのオンライン誕生会が開催される。自粛生活が続く中、久しぶりに顔を合わせた仲間たちと楽しい時間を過ごすサクラ。しかし、ふと見ると誰だかわからないメンバーが一人いて・・・。彼女が画面から消えると不可解な出来事が次々と起こっていく!
[出演]カミングフレーバー(SKE48)
青海ひな乃、鈴木愛菜、田辺美月、西満里奈、野村実代
【第2グループ】
●2020年6月12日(金) 開場/19:30 開演/20:00
●2020年6月13日(土) 開場/19:30 開演/20:00
●2020年6月14日(日) 開場/19:30 開演/20:00
●2020年6月14日(日) 「千秋楽 打ち上げトークショー」 開場/20:45 開演/21:00
[企画・プロデュース]
スパローズ大和
[脚本・プロデュース]
天野慎也
[演出]
A・ロックマン
[製作]
山下紀如