AKB48は、新型コロナウイルスの影響により、3月31日にAKB48劇場で行われた無観客での配信公演『AKB48とかけまして○○ととく、チーム対抗大喜利対決!』以降、劇場での公演を控え、4月15日に『OUC48 プロジェクト』を発足。秋葉原の劇場を各メンバーの”おうち”に移して、様々な『おうち公演』を届けてきたが、本日・6月13日より、約2ヶ月半振りにメンバーがAKB48劇場に戻り、無観客での配信限定公演『ソーシャルディスタンス公演』を開始した。
『ソーシャルディスタンス公演』初日のステージを飾ったのは、AKB48グループ総監督の向井地美音(みー”おん”)と岡田奈々(”なぁ”ちゃん)のふたり。本日の『なぁおん ソーシャルディスタンス公演』は、向井地と岡田がリモート会議を重ね、"long distance"をテーマに「遠く離れていても気持ちが伝わりますように」という、ファンへの想いが込められたセットリストとなった。
AKB48・岡田奈々(C)AKB48 画像 2/7 AKB48・向井地美音(C)AKB48 画像 3/7
19時、overtureが流れると、ふたりがステージに登場。『遠距離ポスター』で幕を開けた。
向井地は「久しぶりの劇場公演で、正直すごく緊張しています。こんなに緊張したのは初めてかもしれない」と語り、岡田は「ソーシャルディスタンスを保ちながら楽しむことが目標です」とコメントした。
ソロパートでは、向井地が『Pioneer』を力強くパフォーマンス。バックダンサーとして初めて劇場に立った思い出の曲『片思いの対角線』や、AKB48グループセンター試験選抜でセンターになった『君は僕の風』など4曲を披露した。一方、岡田は、向井地に所縁のある『だらしない愛し方』『Iʼm crying』『誰が私を泣かせた?』の3曲を披露。また、『この涙を君に捧ぐ』では、曲間で「みなさんいつも応援ありがとうございます。この状況が、まだまだ続くとは思いますが、一緒に乗り越えていきましょう!」とファンへの感謝の気持ちを伝えた。
AKB48・向井地美音 岡田奈々(C)AKB48 画像 4/7
AKB48・向井地美音 岡田奈々(C)AKB48 画像 5/7
終盤は、岡田の初センター曲『ジャーバージャ』、向井地が大島優子(卒業生)からセンターを引き継いだ 『ヘビーローテーション』と、ふたりの思い入れの強いアップテンポなシングル曲を歌唱。これまで培ったステージ感覚で、ときに近づきがちなふたりでしたが、ソーシャルディスタンスに苦心しながらも、距離を保つことを意識したパフォーマンスを披露した。
最後は『翼はいらない』を歌い上げて、本日の『なぁおん ソーシャルディスタンス公演』は幕を閉じた。