6月24日、名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48の白井琴望がYouTube生配信にて卒業発表を行った。
21時頃から始まった配信で、同期の菅原茉椰と出演した白井は「生配信という発表の形になってしまい申し訳無いんですけど、今回このような場をお借りして卒業発表をさせていただくことにしました」とあいさつ。自らまとめてきた紙を取り出し、卒業理由について「SKE48を活動していく中で自分にしか出来ない事をやっていきたいという思いが自分の中でありました。去年の夏ぐらいからやりたいと思うお仕事ができるとお話を聞いていて、12月になってそれが本格的になって自分でも楽しみいしていました。しかし、コロナの状況で実現が難しくなってしまいました。そのお仕事で新しい自分を見せられたらと長い間目標にしていたので、無くなってしまってこの先どういった事を目標にしていこうかと思った時に、SKE48の外に新しい目標を見つける時間が多くなりました。今回、SKE48から出て、将来の夢に向かって頑張りたいと思いました」と経緯を説明。
また、「中学一年生で加入して、学業との両立を精一杯頑張ってきたのでやり残したことは無いかなと思っています。SKE48に入って大変なこともあったんですけど、それ以上にファンの方が幸せなものを下さって本当に感謝しています。本当に本当にありがとうございます。残りの時間、少ないですがファンの方へ恩返しをさせてください」と続け、ファンへの感謝の思いを言葉に込めた。
今後の活動については、延期となった握手会、およびモバイルゲーム「SKE 48 Passion For You ~愛と情熱は世界を救う~」の関連イベント以外は7月末で一旦活動を休止。卒業公演は16人体制で公演が可能になるのを待って開催するとのこと。
今回休業期間を設けた理由について、「将来を考える時間が多くなって、もっと自分の夢を具体的にしたいという思いがあり、一度ひとつのことに集中しようと思ったからです。一時は自分の将来と両立できると考えていたこともあったんですけど、SKE48以外のことで学ぶ時間が欲しい、若いうちから様々な事を経験し学びたいと思ったので」と話した。
最後に白井は、これまでたくさんの周りの人たちに支えてもらってきた感謝を述べながら、「他の人よりも支えてもらう機会が多かったと思います。その中で将来は人のためになるお仕事をしたいなと思いました。そのために学べる大学にも行きたいと思っています。どんな形のお仕事になるのかはっきりとは言えませんが、これからはしばらく違う目標に向かって頑張っていきたいと思っています。新しい目標に向けて全力で頑張っていきたいなって思います。最後まで今までの感謝の気持ちを伝えられるように見守って下さると嬉しいです」とメッセージを寄せた。
白井の発表を見届けた菅原は、「始まる前にスタッフさんから『白井が喋れなかったらサポートしてあげて』と電話で言われてたんですけど、しっかり自分で言いたいことも準備してきて、しっかりしてるな」と笑顔で感心し、「こっちゃんが卒業という決断をしたけど、ファンのみんなは『アイドル』じゃなくても応援してくれると思うから、残り少しの時間ですけど一緒に楽しんでいきましょう」と言葉を添えた。
白井は2015年5月、「第2回AKB48グループ ドラフト会議」においてチームKⅡに指名されSKE48からデビューが決まり、同年11月に正規メンバーへの昇格を果たした。
真面目な努力家の反面、変わった感性の持ち主でもあった白井。その感性が爆発した動画配信サービス「SHOWROOM」では、15時間に及ぶ長時間配信や企画モノに挑戦し、その中から生まれたパンダのぬいぐるみ「パンちゃんと遊ぼう」はSKE48、12年の歴史に残る衝撃さを持ってファンに迎えられ、企画を発端にソロでのバラエティ出演へと繋がった。
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