名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48が、10月3日(土)より結成12周年記念の大型配信イベント『SKE48 12th Anniversary Fes 2020~12公演一挙披露祭~』を愛知県常滑市のAICHI SKY EXPOにて開催している。
初日を迎えた3日は朝9時からの『会いたかった』公演から『制服の芽』公演まで計6ステージを行なっている。イベントの幕開けを飾ったの最初の楽曲は『嘆きのフィギュア』。研究生の平野百菜、西井美桜、石塚美月に混じりユニットに参加したのはグループキャプテンの斉藤真木子だ。
『SKE48 12th Anniversary Fes 2020~12公演一挙披露祭~』より『会いたかった』公演 (C)2020 Zest,Inc. 画像 2/3
斉藤は『会いたかった』公演がSKE48劇場で最初に上演された2009年当時、チームKⅡのメンバーとして本楽曲に参加。『ガラスの I LOVE YOU』をはじめ、『会いたかった』では気合いが溢れたのか伝統芸とも言える“靴飛ばし”も。数少ない“オリメン”として当時のポジションに立ったファン泣かせのリバイバルのステージを披露した。
今回の披露されるそれぞれの公演はリバイバルという側面もあるが、出演メンバーをシャッフルすることで、既存の公演の新たな見せ方を模索する機会でもある。
『SKE48 12th Anniversary Fes 2020~12公演一挙披露祭~』より『会いたかった』公演 (C)2020 Zest,Inc. 画像 3/3
MCで斉藤は「11年前の劇場デビューした時のユニットをやらせてもらって、フレッシュな気持ちで挑みましたがいかがでしたか?」と、会場の招待客と画面の向こうのファンへ感想を求めた。初演から11年ということで、声にも女性の艶っぽさを乗せたという斉藤。江籠からはレッスン中の裏話として、「(当時の)チームKⅡの音源で練習していて、小さな子たちが真木子さんの昔の声を聞いて『この声誰ですか?』ってなってて。(当時から)大人っぽかったですよ」と明かした。斉藤自身もリハーサル中に「11年前の声が耳に聞こえてくるからめっちゃ恥ずかしかった」と振り返った。
また公演の終盤で斉藤は「紛れもなく今日のメンバーは一つのチームです。初日であり千秋楽みたいなものですが、一つのチームとして公演を作り上げられたこと、心から嬉しく思います」と涙を滲ませながら思いを語った。
『SKE48 12th Anniversary Fes 2020~12公演一挙披露祭~』
2020年10月3日(土)〜10月5日(月)「AICHI SKY EXPO」
10月3日(土)9:00〜
『会いたかった』公演
【出演メンバー】
上村亜柚香、江籠裕奈、斉藤真木子、青木莉樺、五十嵐早香、石塚美月、伊藤実希、川嶋美晴、鈴木恋奈、平野百菜、木内俐椛子、鬼頭未来、澤田奏音、杉山歩南、西井美桜、林美澪