10月4日(日)、オンライン形式で開催されている「TOKYO IDOL FESTIVALオンライン2020」(以下、TIFオンライン2020)。TIFではすっかりお馴染み、アップアップガールズ(仮)がお昼のSMILE GARDENのステージに登場。この日が、5人編成でのアップアップガールズ(仮)としては最後のTIFのステージになった。
力強く駆けだしたライブは、新曲からスタート。秋の陽射し降り注ぐ会場へ熱い真夏の陽を取り戻すように、彼女たちはパワフルな歌声をぶつけだす。気持ちをアゲアゲにしてゆくラテン系のダンスナバンバーに身を預け、一緒にわちゃわちゃ騒ぎたい。満面の笑顔で弾むビートに乗り歌い踊る彼女たちの姿に煽られ、観ている側の気持ちもわちゃわちゃ騒ぎだす。アップアップガールズ(仮)は一瞬にして、この会場を真夏の野外ステージに塗り替えた。
勢いを加速するように、メンバーたちは思いきり高く飛び跳ねながら、観ている人たちを熱く煽りだす。飛びだしたのが、『ジャンパー!』だ。彼女たちに「ジャンプ!!」と煽られるたび、心の中で思いきり高く飛び跳ねていた。舞台の上を目一杯使いジャンプしながら歌うメンバーらの姿に刺激を受け、心の中のフロアで何度も何度も思いきり高く飛び跳ねていた。
アップアップガールズ(仮)(TIFオンライン2020) 画像 2/4
灼熱の太陽のもとで、一緒にバカしながら騒ぎたい。これまで一緒に作りあげてきた想い出の風景をここへ取り戻すように、アップアップガールズ(仮)は情熱的なラテンのリズムに乗せ『アッパーレー』を歌いだした。序盤こそクールにせまりながらも、曲が進むごとに歌声やパフォーマンスにも熱情したパワーが漲りだす。彼女たちが連れ出したのは、気持ちを開放し、一緒に大騒ぎできる最高の夏の楽園。まさに「アッパーレー」な気分だ!!
メンバーが手にしたのはサイリウム。彼女たちは本当なら目の前にいる観客たちと、互いにサイリウムの輝きを見つめあいながら、熱を、想いを共有していたかった。だからこそあえてサイリウムを手に、この曲を歌いながら、少しでも互いの距離を縮めようとしていた。「さぁみんな一つになろうね」の言葉を合図に、彼女たちが、観ている人たちも『サイリウム』を口ずさみながら、気持ちを一つに重ね合わせていた。「揺れる光 夢の時間 カラフルな世界の真ん中で あなたはどんな想い込めて振るの?」 。その言葉を耳に、目にしながら、また一緒に輝きを交わしながら遊びたい。そんな未来へ繋ぐ歌としてもこの歌が響いていた。
アップアップガールズ(仮)(TIFオンライン2020) 画像 3/4 アップアップガールズ(仮)(TIFオンライン2020) 画像 4/4