11月2日、HKT48の約4年7カ月ぶりとなる専用劇場「西日本シティ銀行 HKT48劇場」が開業し、これを記念したオープン記念のこけら落とし公演を有観客で実施した。
公演に先駆けて、HKT48劇場が加わり完全オープンする「BOSS E・ZO FUKUOKA」のお祝いするセレモニーに田中美久らメンバーが参加。本村碧唯が「ここBOSS E・ZO FUKUOKAから地元福岡をみんなで盛り上げるZOー!!」と元気いっぱいに宣言。「これからホームの劇場で楽しい思い出をいっぱいいっぱい作っていけたら」と期待に満ちた挨拶を行なった。
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オープン記念のこけら落とし公演ではオープニングをメジャーデビュー曲『スキ!スキ!スキップ!』で飾り、その後も歴代シングル曲が続き、シングル表題曲を全てフルで披露する特別なセットリストで、記念の日にふさわしい「HKT48のベストライブ」となった。
最初のMCコーナーでは、1期生の下野由貴が号泣。久しぶりの劇場公演に感極まった様子で、他のメンバーも「皆さんの姿を見た瞬間に涙が出そうになった」「声は出せなくても気持ちは伝わっています」と口々に語るなど、劇場公演でしか生まれないお客様との一体感を感じていました。
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セットリストには、最新シングル「3-2」もラインナップ。リリース(4月22日)から約半年で劇場初披露となり、センターの運上弘菜は「ようやく劇場で初披露することができて本当に嬉しいです」と声を震わせながら、喜びの気持ちを伝えた。 また、博多の名所や名物が数多く盛り込まれた人気曲「HKT48」も披露され、今回から歌詞が一部変更に。 <ホークスタウン>は<BOSS E・ ZO>に、3月31日に惜しまれながらも閉館した天神のファッションビル<天神コア>は博多駅の<博多マルイ>に、それぞれ変更された新 バージョンでの披露となった。
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新劇場に引っ越しした日を締めくくった曲は「引っ越しました」。そのパフォーマンス前に、松岡菜摘が「こうして皆さんの顔を見て公演ができるのは幸せだなと思いました。活動できない期間は落ち込むこともたくさんありましたが、皆さんに助けられました。恩返しができるよう、ここ西日本シティ銀行 HKT48で頑張っていきたいです。もうすぐ9周年、そして10年目に入るので、これからもHKT48の応援をよろしくお願いします」と、劇場や観覧様式は変わっても、ファンとの絆は変わらず、むしろ強くなっていることを、メンバーを代表して感謝の気持ちとともに伝えた。
待望の専用劇場オープンで、4・5期生にとっては初めての専用劇場。さらに久しぶりにファンの前でのパフォーマンスが叶うなど、喜びがいくつも重なった忘れられない記念日となった。
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なお、今回の有観客公演では新型コロナウイルス感染予防対策として制限を設け、定員300名に対し128名に来場者数を制限。パフォーマンス中の声援やコールは禁止する代わりに、サイリウムや拍手での応援を行うスタイルに。また、MC中は劇場ロビーへの扉を開放し、換気を徹底するなどの処置を取るなど、新劇場オープンと共に新たな観覧様式でのスタートとなった。