11月27日、SKE48で女優の高柳明音が29歳の誕生日を目前に、オンラインでバースデーイベント「Akane Takayanagi 29th Birthday Party 2020」を開催した。動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」（オープンレックティービー）の「SUPERLIVE by OPENREC」にて行われた配信では、コロナ渦に見舞われた2020年の振り返りや、誕生日企画、高柳によるスペシャルライブの3構成で行われた。
ワインレッドのワンピースに毛皮のストールを羽織った“お金持ちスタイル”の衣装で登場した高柳。ツイッターの事前告知ではすっぴん姿をあえて披露し、ギャップを見てもらいたかったという。最初の企画ではスライドショーで今年1年を振り返り、卒業コンサートの開催予定地だった横浜アリーナや、参加した舞台の写真と共に1年を総括。
また、交流の深いi☆Ris（アイリス）の若井友希からのサプライズメッセージに語りかけながら喜んだ高柳だが、ここで最初のサプライズ。配信会場に若井が登場するとソーシャルディスタンスを保ちながら感激する高柳。そのまま若井をMCに迎え、続いてファンがお題を提供した誕生日企画に挑戦。
風船の中に隠されたお題を答えることでもらえる景品の肉のランクが上がっていくこの企画では、制限時間10分間でファンから募集したお題に次々と挑戦。バンバンと次々に風船を割りながら、早口言葉、ポケモンしりとり、自分の好きなところを5つ挙げるなど、寄せられた数々のお題を楽しんだ。
また、高柳によるスペシャルライブではチームKⅡ始まりの曲である『愛の数』を、アコースティックギターの音色に乗せて披露。サビでは両手でハートを作りながら、画面の向こうのファンへ向けてコール＆レスポンスを交えて届けた。歌唱後には「聴き入っちゃった」「涙腺崩壊です」「アレンジも素敵」などの感想がファンからコメントで寄せられた。
会場に若井がいることで若干緊張していた高柳。「今回デュエットはないんですけど、“いつか”したいね」と話すが、その“いつか”はすぐにやってきた。2曲目のソロ曲『青春の宝石』には若井がサプライズで参加することに！「“いつか”デュエットしたいって言ってくれて嬉しかったよ。今からしようね」と若井に話しかけると、高柳は「早い！夢が叶うのが早い！！28歳の良い思い出だわ！」と嬉しさのあまりに椅子から立ち上がった。若井はリハーサルから音源を提供していたとことを明かし、そのまま伴奏とハモリで参加することに。「ハモってくれるの！？なんて贅沢！ぜひ映像化してください」と喜んだ。
アコースティックバージョンで届けた『青春の宝石』。若井の伴奏とハモリに高柳の歌声がしっとりと溶けていく。包み込むような優しい声を響かせながら、サプライズ尽くしのバースデーイベントは幕を閉じた。
最後に高柳は「本当だったら卒業していたはずなので、今年は劇場での生誕祭もお祝いもできないかなと思っていましたが、こうやって素敵な場所を用意してくださって、ファンのみなさんも企画会議から参加してくださって、今までではありえなかった新しい機会でした。みんなが参加してくれたからこそ素敵な会になって、一生忘れない思い出になりました」と喜びを噛み締めた。
また、卒業が延期になったことについて「悔しかったり、なんとも言えない気持ちなりましたが、しょうがないので。人生前向きにやっていくしかないので。でも、こういう事態だから今があると思ったら、こういう未来もいいなって改めてみんなが思わせてくれてます。ありがとうございます！」と現在の心境を前向きに寄せた。
そして、応援してくれるファンへ向けて、「二十代最後になりますが、変わらず、自分らしく、これからもみんなに思い出を作ってもらったり、応援しててよかったなって思ってもらえる人になれるように、精一杯頑張っていきます。末長く、これからも応援よろしくお願いします！」とこれから過ごす一年の抱負と共にメッセージを届けた。
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