大阪・難波を拠点に活動するアイドルグループ・NMB48の新プロジェクト「NAMBATTLE~戦わなNMBちゃうやろっ!」の特設サイトが開設された。
このプロジェクトが発表されたのは元日。既存のチーム(チームN、チームM、チームBⅡ)を解体し、研究生を含めた全メンバーで6つのグループを新たに編成。その6チームでタイトル通り“バトル”が行なわれることとなった。年明け早々、研究生から正規メンバーに昇格したばかりのメンバーもいる中でのこの発表はファンを驚かせたが、同様にメンバーにも衝撃を与えた。
即時、グループ分けが行なわれたが、いつもの組閣(チーム再編)であれば名前とチーム名を呼ばれるところを、今回は抽選で決定。メンバー自ら、ホワイトボードに貼られたカードを選び、そこに書かれたグループに配属されるという方式なので、先輩・後輩、正規メンバー・研究生といったものも取っ払ったガチな構成の6グループが誕生した。
所属グループ決定の次に行われたのはグループ名を決めることとリーダーの選出。これもメンバー同士の話し合いによって行われ、グループAは「LeopAje(レオパージュ)」でリーダーは貞野遥香、グループBは「みっくすじゅーす」でリーダーは白間美瑠、グループCは「W1N-C(ウインク)」でリーダーは出口結菜、グループDは「きゅんmart(キュンマート)」でリーダーは塩月希依音、グループEは「ちょうぜつかわE」でリーダーは杉浦琴音、グループFは「FRONTIER(フロンティア)」でリーダーは中野美来となった。この話し合いの様子は動画「NAMBATTLE密着 第1回会議」で見ることが出来るが、メンバーそれぞれが積極的に発言しており、このプロジェクトを楽しみながら勝ちに行こうという想いが伝わってくる。グループのスローガンやバトル種目の一つである「劇場公演」セットリストも含め、全てのことを自分たちで決められるということがメンバーそれぞれの士気、そしてグループの団結力を高めている。
「NAMBATTLE~戦わなNMBちゃうやろっ!~」特設サイト(※提供写真) 画像 2/2
気になるバトルの種目は「劇場公演」「配信イベント」「ファン投票」の3つ。
「劇場公演」は、約1時間のセットリストの公演を行い、審査員が100点満点で採点。その順位に応じて“ナンバッジ”がもらえるというシステムになっている。この“ナンバッジ”は今回のプロジェクトで最重要なアイテムで、最終的にナンバッジを多く獲得したチームが勝ちとなる。公演は「NAMBATTLE公演〜舞〜」は3つのクールで行われ、1クール目は1月29日から2月5日まで。審査員をコレオグラファーのMAYU氏、NMB48チーフダンスインストラクターのAKIRA氏、舞台監督スタッフが務める。2クール目は2月7日から12日まで。3クール目は2月中旬から下旬に行われる予定。共通のセットリストでどんなふうに個性を出せるか、そして自由枠の楽曲に何を選び、どんなパフォーマンスをするのかが「劇場公演」の見どころとなっている。
「配信イベント」は、1月31日(日)からの毎週日曜日、5週に渡って生配信を行う。各回、体力勝負の「体」、NMB48に不可決なお笑い力が試される「笑」、その他、「運」「知」「伝」をテーマにして、各グループからの代表2名が出演。こちらも順位に応じた数のナンバッジを手に入れることが出来る。ここでのポイントは適材適所。各テーマに合ったメンバーを選出し、そのメンバーが本領発揮できるかにかかっている。
「ファン投票」は、まさにその名の通り、ファンによる投票で順位を決定。「NMB48 Mobile 月額会員」「NMB48 Mail月額会員」「アプリ版NMB48 Mail 月額会員」「NMB48 LIVE!! ON DEMAND 月額見放題会員」「新YNN NMB48 CHANNEL月額会員」に投票権があり、投票期間は計4回。それぞれの期間の集計で順位に応じたナンバッジが与えられるので、劇場公演や生配信を見て「良かった!」と思うグループに投票して応援しよう。推しメンのいるグループに投票するのもOK。
決勝大会は3月2日(火)にオリックス劇場で開催。優勝したグループには次回のリリース作品で新曲およびMV出演権、勝利グループによる新劇場公演、その他、メディア露出などが予定されている。
2021年はNMB48にとって変化の年であり、さらなる躍進の年。これまでになかった斬新なプロジェクトによってNMB48自体もきっと大きく成長していくはず。
この特設サイトで「劇場公演」や「配信イベント」のレポートなども順次公開していく予定なので、「NAMBATTLE 〜戦わなNMBちゃうやろっ!〜」の展開に注目しつつ、ぜひメンバーの頑張りも見届けてほしい。