2021.06.11 公開
演劇とライブが融合したAKB48の新たなライブイベント「AKB48 THE AUDISHOW」が、東京・TOKYO DOME CITY HALLで10日(木)よりスタートした。
本公演はライブパートと演劇パートが組み合わさった演出がなされ、演劇パートで行われるオーディションの結果が、そのままライブパフォーマンスにも反映される。また公演毎にゲストが入れ替わりで出演する。
全7回行われる公演にレギュラー出演する小栗有以。会場となるTOKYO DOME CITY HALLは2度のソロコンサートを行なった場所でもある。親しみあるステージだからか小栗の“アイドル無双”が公演の随所に見られた。
演劇パートの進行はレギュラーメンバーから、主に岡田奈々と小栗が担当した。11日(金)13時より行われた公演では、用意されたセリフをオーバーな言い回しで“あざとい”雰囲氣を醸し出しながら、会場の注目を浴びていた。特に、「UKB(動けるキレてる番長)オーディション」の結果発表で、優勝者が村山彩希から武藤十夢へと変更になる場面があった。優勝者はこの後のライブパフォーマンスで『ウッホウッホホ』のゴリラ役を務めるのだが、突然の優勝者変更に「本当に!?マジで・・・」と驚く武藤を横目に、「どんな感じになるのかな?」というセリフを絶妙な“間”で差し込みステージは大いに盛り上がった。
また、この公演にゲスト出演したお笑いコンビ・おかずクラブの2人に質問をするコーナーでは、メンバーたちが直球の質問を投げかける中、小栗はオススメのダイエット方法について質問。マネージャー役のバッドボーイズ・佐田正樹から「誰に聞いてんねん!」とツッコまれる場面も見られた。ゆいPからも「結構言うじゃん」と告げられ、ステージ上でのトークも弾んだ。また、死ぬ前に食べたい料理について浅井七海が「納豆ご飯」と答える中、小栗は「私はカントリーマアム」と手を使ってパクパク食べる仕草と合わせて一言。小栗は大のカントリーマアム好きであり、「カントリーマアム35周年」誕生祭には包装を模したドレス姿で出席したこともある。この発言に会場からは大きな拍手が寄せられ、佐田も「これがアイドルやで!」と唸った。
発言だけでなく歌でも魅了する小栗は、「KKB(キュンとするカラオケ番長)」のオーディションに参加し、いきものがかりの『気まぐれロマンティック』を可愛く歌唱。「小さい頃から大好きで、(気持ちが)明るくなる」と選曲した理由を明かした。ソロコンサートも成功させた思い入れのあるステージで、ポニーテールを揺らしながら歌声を弾ませた。
同公演は13日まで行われる。
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