6日19日、マリンメッセ福岡A館にて、HKT48の1期生・宮脇咲良が卒業コンサートが開催された。本公演は、福岡県に発令された緊急事態宣言に伴う「収容人数50%」等のイベント開催要請や政府が定める感染症対策ガイドラインに従い、来場者は会場収容人数約10,000名に対し半数以下の4,000名(SOLDOUT)、入場時に検温・手指消毒、またフェイスシールド着用をして、有観客にて開催した。
1曲目は、HKT48の卒業ソング「桜、みんなで食べた」。全メンバーが一斉にステージに登場し、宮脇の卒業コンサートを幕開けから盛り上げた。オープニングの5曲を終えると宮脇は、「始まっちゃったー。この日が来て欲しいような、来て欲しくないような...」とい う複雑な気持ちを吐露しつつも、「最後まで駆け抜けたい。ありがとうの気持ちを伝えるコンサートにしたい」と意気込みを語った。
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ユニットパートでは、各チームや期ごとに分かれてのパフォーマンス。宮脇がそれぞれのメンバーへの想いを込めてセットリストに組み込んだ曲が続いていく。
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IZ*ONEとしてともに活動してきた矢吹奈子とは、「夢を見ている間」(IZ*ONE楽曲)を披露。同じく、元IZ*ONEメンバーのAKB48 本田仁美からの「永遠の憧れの先輩です」とのVTRメッセージが届くと、これまで笑顔で通してきた宮脇の瞳が潤み、矢吹も涙した。
親友・村重杏奈とは、「思い出のほとんど」。冒頭から声を詰まらせるなど感極まっている村重の手を取り、自分も涙を流しながらも優しく微笑みかける宮脇の姿が見られた。
ユニットパートラストは、同期の1期生との「夕陽を見ているか」。これまで数えきれないほどやってきた円陣を最後に力強く組む7名の姿に、会場からは大きな拍手がおくられた。
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宮脇のアイドル人生を彩ったソロ曲もラインナップ。「彼女」、「夢でKiss me!」といちアイドルとしての宮脇の魅力が際立つソロパフォーマンスに、会場を染めるさくら色のペンライトが一段と大きく揺れるコーナーとなった。
「スキ!スキ!スキップ!」「メロンジュース」などHKT48を代表する曲が続き、あっという間に迎えた終盤。声が出せないにも関わらず、会場がどよめいたような雰囲気に包まれた驚きの演出が待っていた。「大人列車」に兒玉遥、「12秒」に指原莉乃が、サプライズ出演し、宮脇の卒業を祝った。
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兒玉は「一緒の時間を過ごせて幸せです」と笑顔を見せ、指原は「咲良と(ステージに) 立てるのは嬉しい」と涙ぐみ、それぞれ対照的な表情を見せていたが、久しぶりにパフォーマンスを披露した2人に、メンバーも「ヤバい!ヤバい!」と大興奮。その熱気が収まらないまま、全員で「最高かよ」を披露し、本編は終了となった。
「名前の“さくら”のように咲き誇れるアイドルになりたいです」という初々しい自己紹介で始まった宮脇のアイドル人生10年間を振り返る軌跡映像が流れ、いよいよアンコールへ。ドレス姿になって再登場した宮脇は、「あたながいてくれたから」を披露後、スタッフやメンバー、家族、そして応援しつつげてくれたファンへの感謝の気持ちを、何度も何度も頭を下げながら切々と語った。
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クライマックスでは、卒業曲「思い出にするにはまだ早すぎる」、センターに抜擢されたAKB48シングル「君はメロディー」と思い入れの特に強い曲を名残惜しそうに披露。最後は、本日の公演1曲目でもあった「桜、みんなで食べた」で締めくくり、「10年間本当にありがとうございましたー!!」と力強く挨拶。大好きなメンバーたちに囲まれながら、約10年駆け抜けたアイドル人生に幕を閉じた。
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