2月14日、中野サンプラザで正統派美少女アイドルグループ・さくらシンデレラがバレンタインデーにワンマンライブを開催した。
結成からわずか836日のアイドルグループがメジャーアーティストでも
よく利用される聖地・中野サンプラザでライブを行うとのことで多くのファンが集まった。
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オープニングから『君がいる場所(short ver.)』が突然終わり、アップテンポの『ぐるぐるワンワン』に切り替わるサプライズの展開に。ステージで激しく踊るレギュラーメンバーと通路で白い傘を振り回す研究生メンバーが絶妙なコラボレーションで盛り上げる。
そのまま『チョコレートパフェ』が始まるとバレンタインデーらしく客席にチョコレートを配るパフォーマンスで研究生が走り回る。
リーダーの橘こはるが
「中野サンプラザにお越しの皆様!さくらシンデレラです!」と元気良く挨拶したあと、全員が自己紹介をテンポ良く行う。
MCでは、中野サンプラザのステージの広さに感動するメンバー達。
今回のライブは「一度きりの記念日、永遠(とわ)の思い出にしたいから」というコンセプトがあり、ここで貴重なファンによる撮影タイムが設けられた。
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スマートフォンで大勢のファンがステージを撮影し、SNS投稿で盛りあがると、
橘こはるも「めっちゃいいなと思ったら、さくらシンデレラアカウントからいいねするかも!」とテンションが高い。
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さくらフロンティア(さくらシンデレラのファン)との距離を縮める人気曲『キス距離』が始まるとコールが次第に大きくなり場内はサイリウムの色に染められて圧巻の光景に。
そのまま勢いよく『夏恋クレシェンド』の特別バージョン『冬恋クレシェンド』
が披露されると、さくらシンデレラならではのキャッチーなメロディーラインで
オーディエンスを魅了していく。
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ここでサングラスに黒の帽子、ブラザー・トムがサプライズで登場!
「君たちはスターになりたいのか?」とさくらシンデレラメンバーに問いかけ、
「スターになるには楽器が出来なきゃだめ。」と
歌の上手いメンバー、リズム感の良いメンバーをそれぞれ指名する。
『デラ好き』のカラオケバージョンに合わせてダンスが始まると、
バラエティ豊かな演出に場内はノリノリで湧く。
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名古屋メンバーによる『Marvelous Rain』では
アバンギャルドな曲調でダンスが繰り広げられる。
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前向きに夢に向けて頑張っていく姿を描いた研究生による新曲『名前のない花』では、衣装を白のドレスで揃えて一生懸命なパフォーマンスで感情あらわに歌い上げていく。
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続いてレギュラーメンバーによるセルフタイトル曲『さくらシンデレラ』では、
チームワーク抜群のフォーメーションで魅せ、場内が盛り上がる中、
ゲストでmiyake(mihimaru GT)が登場すると、
ノリノリのMCで「さくらフロンティアの皆様、盛り上がってますか!」と煽る。
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4thシングル『ぐるぐるワンワン』をさくらシンデレラに提供したmiyakeは、
楽曲のコンセプトを熱く語る。
「いろいろうまくいかないことあっても気楽に行こうぜ!」という歌詞のテーマに
センターの桜瀬もえが涙したというがメッセージ性の高い楽曲である。
DJブースにmiyakeが立ち、
「さくらフロンティア盛り上がっていくぜ!」と煽ると、
サプライズでブラザー・トムが再び登場し、名曲『WON'T BE LONG』で
場内をひとつに。そのまま名曲『気分上々↑↑』が立て続けに披露されると、
アイドルグループのライブでトップクラスのアーティストがコラボするという貴重なシーンが目に焼き付けられる。
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東京メンバーによる『千年桜』で再びさくらシンデレラそのもののパフォーマンスを
取り戻すと、凄まじい盛り上がりのまま前半のフィナーレを迎える。
アンコールで一人ひとりのメンバーの
名前が大声で呼ばれて、『未来プロローグ』『君がいる場所』を披露した後、
小日向なお、水樹みく、蓮水あいの三名が卒業することを発表。
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小日向なおは1年半の活動を振り返り、涙ながらにさくらシンデレラへの感謝を伝える。
水樹みくは、元々名古屋のメイドカフェに勤務していたメンバーで
名古屋アイドルステージが出来たころにさくらシンデレラへ加入。
「最後まで出来ることを頑張るので背中を押してください」と
涙ながらにメッセージを伝えた。
センターで活躍していた蓮水あいは
「いままで応援してくれて皆様本当にありがとうございました!
わたしは運命的な出会いでアイドル活動をしてきました。センターに立っていていいのかと自信がなかったですが、こんなにたくさんのファン方で出来たので、この道に進んだことを後悔はしてません。
ドリームの子が昇格するのはとても嬉しいことです。
これからもさくらシンデレラを応援してください!」と熱いメッセージを送った。
さらに選抜メンバーとして
さくらシンデレラティアラが新たに作られ、
橘こはるは「一番の看板のグループだと思って
9名でひとつになれるよう頑張っていきます。」と抱負を語った。
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そして昇格発表が最後にあった。
エッグからドリームには5名。名古屋メンバーで小嶋さやか、有栖きあらの2名、
東京メンバーで福山琴音、藤城亜美、大嶋ひかりの3名であった。
ドリームからレギュラーには有田ゆの、高島萌子、上野えりかの3名が昇格。
有田ゆのは「本当のこと言うと、東京の研究生みんなでさくらシンデレラに
なりたかったです。
昇格したからには研究生の心を分かっている私たちが頑張っていかなければ
ならないと思います。これからも応援よろしくお願いします!」と涙ながらに語ると、高島萌子は「いまいる正規メンバーを超えていきたいです。
ティアラの上に高島萌子と愉快な仲間たちを作りたいです(笑)」と笑顔で盛り上げる。
名古屋メンバーで努力家の上野えりかは「えりかワールドを拡大していきたいです!」と独特な雰囲気で個性をアピールした。
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橘こはるが「さくらシンデレラ三年目に突入しました!
名古屋の小さいステージからいまでは毎日ライブをやるグループになりました。
大きなステージに立ちたいと思って毎日頑張ってきた日々を懐かしく思います。
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これからも応援よろしくお願いします!」とリーダーらしくまとめ上げると、
初期からの名曲『White magic love』に続き、ラストは新曲『さくらの木の下で』。
壮大なオーケストラから始まり、どこか懐かしい綺麗なメロディーラインに
オーディエンスは心を打たれる。グループ名にも含まれている「さくら」をテーマにした楽曲でまさに新生さくらシンデレラはスタートした。
2年間応援してきたさくらフロンティアに送ったメッセージはどう
伝わったのだろうか?いろいろな思いが込み上げる長丁場のライブに
大歓声が送られ、大盛況のうちにライブは幕を閉じた。
3月18日にはニコファーレワンマンライブ、3月25日には
Zepp Nagoyaで2部制のワンマンライブが決まっているさくらシンデレラ。
2017年さらなる高いステージに向けて飛躍していくに違いない。
2017,2.14
さくらシンデレラ
"White magic love 一度きりの記念日、永遠(とわ)の思い出にしたいから"
@中野サンプラザ
セットリスト:
M1:君がいる場所(short ver.)
M2:ぐるぐるワンワン
M3:チョコレートパフェ
M4:キス距離
M5:冬恋クレシェンド
M6:Marvelous Rain
M7:名前のない花
M8:さくらシンデレラ
M9:WON'T BE LONG〜気分上々↑↑
M10:千年桜
M11:未来プロローグ
M12:君がいる場所
EN1:White magic love
EN2:さくらの木の下で