12月19日、名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48が、東京・中野サンプラザホールにて「SKE48 新世代コンサート2021」を開催した。本コンサートは、2016年11月にお披露目された8期生をはじめ、ドラフト3期生、9期生、10 期生が出演。若手メンバーのみによる大規模コンサートは今回が初となる。
コンサートのアンコールでは研究生として活躍する10期生・9人の正規メンバーへの昇格が発表された。
SKE48キャプテンの斉藤真木子により、昇格先のチームが読み上げられた。各メンバーの所属先は以下となる。
<チームS>
石塚美月、鬼頭未来、杉山歩南
<チームKII>
青木莉樺、五十嵐早香、伊藤実希、西井美桜
<チームE>
澤田奏音、林美澪
10期生は2019年12月21日にSKE48劇場でお披露目。翌2020年2月15日に開催されたコンサート「SKE48 Valentine’s Day Live 2020 ~CHOCOLATE~」(静岡・エコパアリーナ)では、オリジナル曲『渚のイメージ』を初披露し、これまでのSKE48とは違った純白の衣装姿と合わせて注目を集めた。
しかし、本格的な活動を目前にコロナ禍における外出自粛などで、アイドル活動は「SHOWROOM」を中心とした配信が主となった。限られた公演出演などを重ねながらも、今年の2月には研究生公演「We're Growing Up」公演がスタート。徐々に再開されたトーク会などでもファンとの交流を深めていった。
そうした背景から同期での活動も他の期に比べて多かった10期生。昇格発表後のコメントでは同期との別れを惜しむ声もあがった。
それを受け斉藤は「今まで頑張ってきた期間は無駄になるものではありません。同期が大好きという気持ちだったり、(ここにいるメンバーも)元々研究生を経験していて、私もその一人です。何年も経てば同期もいなくなる・・・(笑)。でも、それは悲しいことではありません。みんなそれぞれ目標を持って、それぞれの道に進む未来が来ます。こうやって同期とか新世代といってキラキラとした世界を見れるこの瞬間を大事にしてほしいし、将来『新世代』なんて言われなく日が来るから! こうやって一瞬一瞬を大事に上を向いて前を目指してほしいと思います」と、自身の経験を含めて後輩メンバーたちを激励した。
なお、今回昇格した10期生の正規メンバーとしての活動は2022年1月15日以降を予定している。
また、新たに11期生のオーディション開催もアナウンスされた。こちらは12月20日昼12時から応募受付がスタートする。
【10期生昇格コメント】
<五十嵐早香>
正直、私が昇格していいのかという気持ちがあるんですけど、今回KIIに昇格させていただけるということで、、、めっちゃ頑張ります! よろしくお願いします!!
<伊藤実希>
まずは、なかなか10期生はアンダーに出られる機会も少なくて、歴代の先輩に比べたら全然少ないから、本当に昇格していいのかなって不安もあるし、今まで年末公演とか新公演を10期生とやってきたから離れるのがすごい怖くて。でも、今まで同期に甘えていた分もあるから、そこからちゃんと自立できように、チームKIIの先輩からたくさんいいところを吸収して、もっともっと大きく成長していきたいです。よろしくおねがします。
<青木莉樺>
いつも応援してくださってるみなさん、本当にありがとうございます。私はずっと『研究生なのに』って言われるのがすごく悔しくて、だから、先輩に追いつけるように全力でチームKIIを頑張りたいです。それから10期生のみんなと離れるのは寂しいです。だけど、これからちゃんと活動の幅を広げていけるように精一杯頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いします。
<石塚美月>
今まで研究生としてやってきて、離れるのがすごい寂しいですが、研究生公演とか10期生のみんなで今まで過ごしてきたことを活かして、チームSでも頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
<鬼頭未来>
正直、10期みんなでいろんなんことを乗り越えてきたので、離れるのがすごく寂しいし、先輩方に追いつけるのかという不安もあります。チームSにはアンダーにもたくさん出せていただいたので、昇格して『みくるんたくさん成長できてるね!』って思ってもらえるように頑張りたいと思います。
<澤田奏音>
まずはいつ応援してくださってるみなさん本当にありがとうございます。とっても嬉しいです。ここからまだまだSKE48としての活動も続いていくので、もっともっと成長できるようにこれからも全力で頑張りたいと思います。よろしくお願いします!
<杉山歩南>
私は同期がいないと何もできないので、不安でいっぱいなんですけど、たくさん同期ともこれからも仲良くして、先輩ともたくさん仲良くしていけるように頑張ります。応援よろしくお願いします。
<西井美桜>
10期生は新公演や特別公演をやらせていただくことが多くて、一緒にいる時間がすごく長かった分、寂しい気持ちもあります。自分たちのために昇格はすごく大事なことなので、チームが離れてもみんなでそれぞれ頑張っていきたいと思います。
<林美澪>
10期生と離れるのが怖くて、やっていけるのかという心配もあります。それでも、昇格はすごく大事ですし、先輩方と一緒にパフォーマンスすることで、実力を伸ばせればいいなと思うので、精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いします。