2021年12月28日から31日まで、幕張メッセで開催された株式会社ロッキング・オン・ジャパン主催・企画制作の国内最大の年越しフェス「COUNTDOWN JAPAN 21/22」に28日、アイドルグループ・櫻坂46が出演した。
「COUNTDOWN JAPAN 21/22」は、今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、例年とは大きく異なる形で開催されている。
櫻坂46<COUNTDOWN JAPAN 21/22>(※提供写真) 画像 2/7 櫻坂46<COUNTDOWN JAPAN 21/22>(※提供写真) 画像 3/7
コロナ禍で2年ぶりの開催となった同イベント。ファンが待ちわびたステージは櫻坂46がトップバッターを務めた。
黒のレザーパンツに、前開きの赤いロングスカートを合わせた新衣装で登場したメンバー。フェスの幕開けにぴったりな『Dead end』のイントロが流れ始めると客席は真紅のペンライトを照らして歓迎した。
キレキレのダンスで魅了した1曲目を終えてすぐのMCでは菅井友香が「早起きしてステージにお越しくださり、ありがとうございました」と午前10時20分のスタートに合わせて来場したファンに一礼。「2年ぶりにCDJのステージに立たせていただいています。特別な状況下で色んな対策をして下さりここに立てることをうれしく思っています。(コロナ禍で)社会に変化がありましたが、グループにも変化(2020年10月に欅坂46から櫻坂46に改名)がありました。精一杯ステージを見せたい」と意気込んだ。
舞台の後ろに設置したスクリーンに銀河が広がる中で歌った「無言の宇宙」では、同じ時間を共有するファン一人一人に届けるように熱唱した。止まっていた時間が動き出したことを祝福するように、大画面には花火が打ち上がっていた。
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「君に会いたかったよ」と声を揃えた『Buddies』では、真っ白な光の中で「ここから もう一度始めよう」と歌でエール。「生きよう」「未来へ」と力強く歌う姿からは、グループの再生を誓う決意も感じられた。
2度目のMCで菅井が「改めてフェスっていいなと実感しています。昨年10月に改名をして1年が経ちました。(コロナ禍の)いまを生きていく上で、生きる苦しみを共有しながら、生きる楽しさも歌い、(生きていくことを)みなさんと共有できるグループでいたい」と語ると、会場からは大きな拍手が送られていた。
終盤は『Nobody’s fault』や『BAN』、『流れ弾』などのシングル曲を披露。9月に休養を発表し、復帰した1期生の小林由依も指で作ったハートをファンに送るなどして元気な姿を見せていた。井上梨名、尾関梨香などが入れ替わりながらセンターに立ち全8曲を熱唱した。
2022年の櫻坂46のスケジュールであるが、シングルのフォーメーションの3列目のメンバー(通称“バックス・メンバー”)のみが出演するライブ「BACKS LIVE!!」が、1月8・9日に東京ガーデンシアターで行われる。
(テキスト:Ayano Nishimura)
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