北九州市、(株)あるあるCity、エイベックス・エンタテインメント(株)の3者が包括連携協定を締結する事となり、4月9日(日)に北九州市小倉駅前の商業施設「あるあるCity」で調印式を開催した。
これは三者を中心に協力体制を築き、エンタテインメント分野において北九州市を活性化させる事を目的とし、今後「あるあるCity」を拠点として様々なエンタテインメントコンテンツを提供していく他、あるあるCityを含めた小倉駅前の様々な施設で、今後ライヴやイベント等を実施していく構想を持つというもの。
その最初の取組みとして2017年5月3日(水)に「あるあるCity」7階に「あるあるCityホログラムシアター」がグランドオープンする事が発表された。これは従来のホログラム専門シアターとは異なり、ライヴ会場への切り替えが可能。
日本初となるホログラムシアター兼ライヴスペースとなり、最先端のプロジェクター設備を備えたエンタテインメントのマルチスペースとして新しいカルチャーの発信地を目指す。第一弾コンテンツとして「AAAホログラムLIVE」が5月4日(木)からスタートする事が決定している。
また当日はあるあるCityの開業5周年を記念して、AKB48の柏木由紀が「あるあるCity 5周年公式アンバサダー」に就任する事も同時に発表され、就任式が行われた。
今後1年間あるあるCityと北九州市を強力にPRしていくとの事で、まずはグランドオープンとなる5月3日(水)にシアターオープン記念スペシャルライヴとして柏木のワンマンライブが同会場で開催される事も合わせて発表された。
調印式に出席した北橋北九州市長は、「エンタテインメント事業を通じた集客の促進、対外的なPRの推進、地域経済のより一層の活性化に繋がることに期待したい」と述べ、川森(株)あるあるCity社長は「ポップカルチャーは人々の生活にリアルな刺激、潤いを与える。もっともっと人々を笑顔にしたい。それがポップカルチャーの地方創生となると考えている。」と想いを語り、エイベックス・エンタテインメント(株)佐藤執行役員は「最新鋭の映像技術やエンタテインメントコンテンツを若者や子供さんに触れていただき、将来その分野の優秀な人材が北九州から輩出されるキッカケになれば嬉しい」とも述べた。
またアンバサダーに就任した柏木由紀は「出身である鹿児島や今回アンバサダーを務めさせていただく北九州を含め、九州を盛り上げるお手伝いができたら」と広く地元九州への温かい想いを述べた。 エンタテインメントを通した全く新しい形の地域創生の試みが、今後期待される。