2017.04.25 公開


iOS/Android向けアイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム・Tokyo 7th シスターズが、4月22日(土)・23日(日)の2日に渡って計3公演3周年記念ライブ『3rd Anniversary Live 17’→XX -CHAIN THE BLOSSOM- in Makuhari Messe』を開催した。



会場諸注意ボイスに、寿クルト(CV:黒瀬ゆうこ)の元気な声が流れ出した後OP動画と共に音楽が始まる。その音楽に開幕直前だというのに会場はある予感に大きくどよめく。

OP動画の曲からそのままつながって「SEVENTH HAVEN」が始まり、新しい赤い衣装に身を包んだセブンスシスターズのメンバー達がポップアップから現れると予感は確信に変わり大歓声が上がった。楽曲が生のバンドによって演奏されていたのだ。

生バンドの演奏によって力強くクールに踊り歌うセブンスシスターズの姿は最高と言う他無く、記念すべき3周年のライブに相応しい開幕となった。続けての「FALLING DOWN」では、幕張メッセという広い会場だからこそ実現できた花道とセンターステージを縦横無尽に使い、伝説のユニットの貫録を支配人達に見せつけた。

【ライブレポート】Tokyo 7th シスターズ 3年目の集大成とこれからへの大きな布石!希望に満ちた未来を感じさせる大成功のLive!  画像 2/13
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BGMを生バンドが演奏するキャラ紹介動画を挟んで、次に現れたのはアニメーション作品『t7s Longing for summer Again And Again 〜ハルカゼ〜』内でキャラクター達が着ていた衣装に身を包んだ777☆SISTERS。「H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!」から初日・二日目夜公演は「Cocoro Magical」・二日目昼公演は「Snow in “I love you”」へとたたみかけ、会場を2034年の『Tokyo-7th』へと染め上げた。

続いての「KILL☆ER☆TUNE☆R」では間奏でドラムのリズムをバックに2.5Liveまでとは違ったコール&レスポンスを行い、「今日ここで、一緒に歌って、君の夢、叶えちゃってー!」と会場の支配人達に呼びかけた。

3曲連続の後には「支配人さーん!こんにちはー!」という春日部ハル(CV.篠田みなみ)の挨拶を切っ掛けに777☆SISTERSのMCが始まった。順々にキャラ台詞を織り交ぜ会場を盛り上げながら自己紹介をしていくキャスト達の姿に大きな歓声が上がる。全員が自己紹介を終えるとキャスト達はセンターステージへと集まり、会場の支配人達と共に次のユニット「Le☆S☆Ca」を呼び込み彼女達へとバトンを繋げた。



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呼び込みに応えて登場したLe☆S☆Caもやはり青を基調とした新衣装。夜を纏ったかのような衣装で最初に披露したのは「タンポポ」。爽やかな春らしい楽曲に応え会場は黄色一色に染め上げられる。続く楽曲は雰囲気を一転しての初日・二日目夜公演「Behind Moon」・二日目昼公演「トワイライト」。新人ユニットの印象が強いLe☆S☆Caだったが、三回目のライブとなる今回は衣装も相まって存分に大人の魅力を魅せ付けてくれた。

そうして舞台はLe☆S☆CaのMCコーナーへ。上杉・ウエバス・キョーコ(CV:吉井彩実)の「支配人!よく来たわね!上杉・ウエバス・キョーコよ!」の言葉から自己紹介・衣装トークへと続き、彼女達の自然体の魅力が垣間見える一幕となった。

MCが終わると「YELLOW」へと。歌いながらステップを踏んで花道を移動していき、最後はセンターステージでフィナーレを迎える。手をつないでの「Le☆S☆Caでしたー!」の挨拶で茶目っ気をみせつつ去って行く姿は、まさにキャラクターが現実に現れたかのようであった。

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Le☆S☆Caが退場したら間をおかず流れ出した天堂寺ムスビ(CV:高田憂希)の「Le☆S☆Caの歌もダンス素敵だったわね、スース」という声。彼女の声を切っ掛けにNI+CORAのステージが始まり、それに続きSiSH・WITCH NUMBER 4・サンボンリボンと777☆SISTERSより派生したユニットが1曲ごとに登場。様々なカラーをもつナナシスの世界観を魅せつけるコーナーが始まった。

NI+CORAは「You Can’t Win」(初日・二日目夜公演)・「オ・モ・イ アプローチ」(二日目昼公演)、SiSHは「お願い☆My Boy」(初日・二日目夜公演)・「AOZORA TRAIN」(二日目昼公演)、WITCH NUMBER 4は「ラバ×ラバ」(初日・二日目夜公演)・「PRIZM♪RIZM」(二日目昼公演)、サンボンリボンは「Clover×Clover」(初日・二日目夜公演)・「たいくつりぼん」(二日目昼公演)を披露。曲中にはキャスト達から支配人達を盛り上げる言葉が投げかけられるシーンも多くあり、単発参戦はもちろん連日参戦した支配人にとっても新鮮味を失わない熱い一幕となった。



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4ユニットの豪華なコーナーが終わると、WITCH NUMBER 4とサンボンリボンによるMCコーナーへ。大きな会場の感想や新衣装についての話に花が咲いていたのだが、それを遮って不敵な笑い声が会場内に響き渡り、舞台は4Uの乱入コーナーに変わる。乱入されたにも関わらず「頑張ってね~」と去って行く777☆SISTERSのメンバーの相変わらずの様子に会場からは笑いが起こった。

乱入した4Uからは先行して佐伯ヒナ(CV:長縄まりあ)のみが登場。センターステージにセットされたドラムに陣取り、一人カウントをとり始めて「ワタシ・愛・forU」がスタートする。どうなるのかと思っていると、曲が立ち上がる寸前にポップアップから残るメンバーである九条ウメ(CV:山下まみ)・鰐淵エモコ(CV:吉岡茉佑)が飛び出すように登場してくるというサプライズが。4Uらしい驚きに満ちた登場に、歌がまだ始まっていないというのに客席は大きく盛り上がった。

「ワタシ・愛・forU!!」の後は「TREAT OR TREAT?」へ。冒頭は九条ウメの「ヒナ!任せたわよ!」の言葉に応えて佐伯ヒナが一人で歌い上げ、2番からはメインボーカルである山下へとバトンが戻された。4Uのメンバー達は歌いながらステージを縦横無尽を駆けまわり、特に九条ウメ(CV:山下まみ)のギターをマシンガンに模したアクションは会場の支配人達の印象に強く残り、大きな歓声が起こることとなった。

鰐淵エモコ(CV:吉岡茉佑)の毒舌が効いたMCを経て次は「Hello…my friend」「Lucky☆Lucky」の2曲。「Hello…my friend」では3人が向かい合って演奏を行い、曲名を意識した演出に支配人達も聴き入った。そして3rdライブ新曲の「Lucky☆Lucky」は最高潮のテンションで駆け抜け、それでもまだ足りず九条ウメ(CV:山下まみ)「もう一回!」の声がかかりアウトロが伸ばされ歓声の鳴りやまない時間となり、曲が終わりお礼を言って去って行く4Uは多くの拍手に見送られることとなった。



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その拍手を遮るようにこれまた不敵な声が流れ出す「やっぱり…あいつら、イカしてるじゃないか」。越前ムラサキ(CV:野村麻衣子)を切っ掛けに次々としゃべりだすThe QUEEN of PURPLEの面々。4Uが行った乱入への意趣返しのような演出と、初登場のQOPへの期待に会場の熱気がはちきれんばかりに膨らんだところに、満を持してポップアップからQOPが登場。「弾くよ、TRIGGER」の一言から「TRIGGER」が始まった。

黒と紫を基調にした衣装に身を包んだQOPは元気な印象の4Uとは違いロックでクールな立ち振る舞い。ステージ中央で堂々と歌う越前ムラサキ(CV:野村麻衣子)の周りを他のメンバーが固め、”私達のロックを聴け!”という主張が言葉にならずとも透けて見えるようだ。

といってもサービスが薄いということは決してなく、2番ではムラサキの「サプライズだよ」の言葉を切っ掛けに、他のメンバーが交代交代に主メロを歌うという演出も挟まり最高のライブデビュー1曲目となった。

先ほどの演奏とは打って変わって、「支配人の皆―!はじめましてー!!QUEEN of PURPLEでーす!」という三森マツリ(CV:巽悠衣子)の元気な声を切っ掛けに始まるMCタイム。4人の独特なキャラクターを出して会場の支配人達へ自己紹介を行った。

次曲 「Fire and Rose」では再びクールな雰囲気を纏いロックを奏でる4人。ギターソロ部分ではマツリからの声に応えて堺屋ユメノ(CV:山本彩乃)がステージ前列でギターソロを披露したりと、ロックバンドとしての肝を忘れずに魅せてくれた。

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続いては再び777☆SISTERS派生の4ユニットのコーナー。サンボンリボン「セカイのヒミツ」・WITCH NUMBER 4「SAKURA」・SiSH「さよならレイニーレイディ」・NI+CORA「Girls Talk!!」とキラーチューンが続く。どのユニットも花道やセンターステージを含めた全ステージを存分に使い、それぞれのカラーが生きたここでしかみせられない至福のライブを魅せてくれた。

4曲を終え、SiSHとNI+CORAによるMCコーナー。途中呼び込みからはる☆ジカ(ちいさな)の二人も登場し、華やかなMCが繰り広げられる。どのユニットも新衣装なのだが、はる☆ジカ(ちいさな)の光るスカートのインパクトは強烈で、MCもその話題が多くを占めることとなった。

最後にははる☆ジカ(ちいさな)の二人を残してSiSHとNI+CORAは退場、ステージははる☆ジカ(ちいさな)のコーナーへ。はる☆ジカ(ちいさな)が披露してくれた曲はもちろん「ハネ☆る!!」。メインステージから歌いだし、曲中でぴょんぴょんと跳ねながらセンターステージまでたどり着く二人。満面の笑みを浮かべながら歌い踊る二人は、会場にいる支配人さん達の心を例外なくハネさせてくれた。

はる☆ジカ(ちいさな)の二人がはけると流れ出すイントロ。階段を割って再び登場したセブンスシスターズの6人による「Sparkle☆Time!!」の始まりだ。サーカスのショーのような多幸感に満ちた歌とステージングで、冒頭にみせてくれた印象とはまたちがってみえるセブンス。



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衣装も変わっていないのに、ここまで印象が変わるのはセブンスの持つ不思議な魅力がなせる技だろう。曲中ではメンバー達から支配人さん達へ呼びかけもあり、セブンスの貫録を魅せつける歓声に満ちたステージであった。

セブンスによる自己紹介MCを挟んで、次は再び777☆SISTERSの番だ。「FUNBARE☆RUNNER」では曲名通りのランナーっぷりを、「僕らは青空になる」ではどこまでも青く抜ける空を彷彿とさせる爽やかな笑顔を咲かせてくれた後の……「ハルカゼ~You were here~」だ。

今回のライブ最大の目玉と言っても過言ではない「ハルカゼ」は、春日部ハル(CV:篠田みなみ)の「いつかこの歌が、皆さんの背中を押せればいいなと思います」という語りからスタ―ト。純白の衣装に身を包んだ777☆SISTERSがゆっくりと歌い踊り出した。

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アニメーションで777☆SISTERSが見せてくれた踊りを、現実のこの世界でも見せてくれる彼女達。途中並んで花道を歩くシーンではどことなく卒業式の整列が彷彿とされ、それと呼応するように天井からは桜の花びらが舞い落ちる。春という別れと出会いの季節を一曲中で見事に表現しきり、会場中に大歓声が満ちることとなった。

歓声の中で777☆SISTERSが去って行くと、スクリーンにはムービーが流れ出す。EDと告知コーナーだ。告知事項はなんと3公演全て別の内容であった。

(初日)2017年夏に777☆SISTERSとセブンスシスターズのNEW SINGLEが発売決定。
(二日目昼)2018年1月大阪/ 2月東京4Uの単独ライブが開催決定&4U 1st Mini ALBUM制作決定。
(二日目夜)2018年Tokyo 7th シスターズメモリアルライブin日本武道館開催決定。

ビックニュースの数々に会場は大騒ぎとなり、支配人さん達のナナシスへの期待度の高さがわかる一幕となった。ムービーが終わり、再登場した全てキャスト達が支配人達に改めてお礼の言葉を告げる。そうして始まったのは本当に最後の楽曲「Star☆Glitter」。間奏では28人と会場全員を繋ぎきるウェーブが行われ、3rdライブ最大の盛り上がりをみせた一幕となった。

そうしてそれぞれ別れの挨拶をしてステージを去っていくキャスト達。春の幕張メッセで繰り広げられた『Tokyo 7th シスターズ3rd Anniversary Live 17’→XX -CHAIN THE BLOSSOM- in Makuhari Messe』。新たなフェーズへと突入したナナシスの希望に満ちた未来を感じさせる大成功のLiveは、こうして幕引きとなった。



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【セットリスト】

1.SEVENTH HAVEN
2.FALLING DOWN
3.H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!
4.Cocoro Magical(初日・二日目夜公演)/ Snow in "I love you"(二日目昼公演)
5.KILL☆ER☆TUNE☆R
6.タンポポ
7.Behind Moon(初日・二日目夜公演)/ トワイライト(二日目昼公演)
8.YELLOW
9.You Can't Win(初日・二日目夜公演)/ オ・モ・イ アプローチ(二日目昼公演)
10.お願い☆My Boy(初日・二日目夜公演)/ AOZORA TRAIN(二日目昼公演)
11.ラバ×ラバ(初日・二日目夜公演)/ PRIZM♪RIZM(二日目昼公演)
12.Clover×Clover(初日・二日目夜公演)/ たいくつりぼん(二日目昼公演)
13.ワタシ・愛・forU!!
14.TREAT OR TREAT?
15.Hello...my friend
16.Lucky☆Lucky
17.TRIGGER
18.Fire and Rose
19.セカイのヒミツ
20.SAKURA
21.さよならレイニーレイディ
22.Girls Talk!!
23.ハネ☆る!!
24.Sparkle☆Time!!
25.FUNBARE☆RUNNER
26.僕らは青空になる
27.ハルカゼ〜You were here〜
28.Star☆Glitter


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