4月26日、テレビアニメ『クリオネの灯り』の制作発表会が行われ、松村沙友理(乃木坂46)、大平峻也、原奈津子、aki、佐々木李子、監督を務める石川プロが出席した。
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まずは松村、大平、原、石川監督が登場。自身の演じる役について聞かれると「イジメられていても前向きに純粋に生きていると思います。私も学生時代は暗くて友達が少なかったので感情移入がしやすかったです。」と自身の学生時代を振り返りながら語った。
大平は「今イジメは、とても大きな問題で、その中でイジメる側でもイジメられる側でもない第3者の方も多いと思うんです。何かしたいけど何も出来ない、そういう心に葛藤を持っている役だと思います。モノローグが多くて感情表現の仕方を考えました。」と話すと、原も「根は明るいがイジメグループに反抗してまで声をかけられないで葛藤している役なので気持ちの変化と優しい部分を大切に演じました。」とそれぞれ役に対する思いを語った。
そして作品のPV映像が流れると松村が「ワクワクしますね!」と興奮気味に話し、その出来に満足している様子であった。
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ここでAkiと佐々木李子が登場し、Akiがオープニング曲『クリオネの灯り』を爽やかな歌声で披露し、続いて佐々木李子が挿入歌『百日の花』をしっとりと歌い上げた。
歌唱後にAkiは「爽やかな夏らしい曲ですが歌詞は切ない曲になっています。原作を読んで自分の経験や体験から作詞もしました。ED曲も担当していますのでそちらにも注目していただけたらと思います。」と話し、佐々木も「大切な人へ前向きに思い続けた曲になっています。作品を見て感じた思いやメッセージを込めています。作品とリンクしている部分もあるので注目して聴いてください。」と、それぞれ歌に対しての思いを語った。
会見の最後に松村は「とても嬉しく思いながら演じました。だけど、まだ経験が少なく未熟者でありますが、素晴らしいキャストやスタッフの皆様に支えていただきました。この作品の素晴らしさを沢山の方に知っていただけたらなと思いますので宜しくお願いします。」と作品に対する意気込みを語り会見を締めくくった。
会見後の質疑応答で、自身の演技について聞かれると松村は「元気すぎないで儚さを出してほしいと言われて、儚さの中にある芯の強さを表現するのが難しかったです。」と振り返った。
また今回の作品はイジメを題材となっていて人間関係の難しさについて聞かれると「乃木坂46の子は、ほんわかしているので、みんな仲が良いです。私は元々暗かったんですが、このままの私を受け入れてくれたので乃木坂46に入って良かったと思います。」と乃木坂46の仲の良さについても語ってくれた。
(取材/文:山岸一之・写真:安座間優)