5⽉11⽇(⽔)、東京・秋葉原のAKB48劇場にて、向井地美⾳がキャプテンを務める新チーム A「重⼒シンパシー」公演の初⽇公演が行われた。
「重⼒シンパシー」公演は、2012年に前⽥敦⼦・⼤島優⼦・柏⽊由紀ら16名で結成されたユニット「チームサプライズ」のオリジナル楽曲で構成された公演であり、実際に劇場公演として⾏うのは向井地チームAが初となる。
4⽉3⽇(⽇)に開催したAKB48のライブイベントにて新チームの公演名が発表された際「(チームサプライズのように)華やかなメンバーで華やかな公演をつくっていきたい」と意気込みを話していた向井地。その⾔葉の通り、キャプテンの向井地をはじめ、5⽉18⽇(⽔)発売の新曲『元カレです』でセンターを務める本⽥仁美など8名が華麗なパフォーマンスで魅せた。
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公演は『⼥神はどこで微笑む?』で幕開け。イントロの⾳に合わせてメンバーのシルエットが浮かびあがるという向井地こだわりの演出で登場し、場内の熱気を⼀気に⾼める。公演のタイトルにもなっている『重⼒シンパシー』など2曲を披露しオープニングを飾ると、向井地は「今⽇がキャプテンデビューの⽇になるのでドキドキしています!今のチームAで公演の⼀曲⼀曲に⾊をつけていきたいと思ったので、この公演を選びました」と挨拶。千葉恵⾥は「⼀番若いので、⼤⼈っぽさも出しつつ、このツインテールを振り回してフレッシュさも出していきたいです」と気合⼗分に語った。
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続くパートでは、6曲のユニット曲を披露。向井地・千葉・込⼭榛⾹・福岡聖菜による『⽔曜⽇のアリス』ではキュートな歌声と振付で、絵本のような世界観を⾒事に表現。デニム⽣地が特徴的な新⾐装をまとって登場した⼤⽵ひとみ・中⻄智代梨、本⽥仁美は『そのままで』を披露。千葉・込⼭・武藤⼩麟による『君のc/w』では可愛さ全開のパフォーマンスで魅了した。本⽥はソロで『お⼿上げララバイ』を披露し、可憐な歌声と圧巻のダンスでファンの⼼を鷲掴みに。
MCの場⾯では、レッスン中にメンバーのダンスを細かくチェックしてくれることから「本⽥警察」と呼ばれている本⽥について、込⼭が「指摘される前に⾃⼰申告してる」と明かすと、本⽥は「みんな意識が⾼い」と笑顔でコメント。⼤⽵も「ひぃちゃんのおかげでフリが揃っているし、⼀番後輩の私も意⾒が⾔いやすい」と感謝するなど、終始和やかなトークでファンの笑いを誘った。
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終盤は『1994年の雷鳴』を⼒強くパフォーマンス。『涙に沈む太陽』では椅⼦とステッキを使った妖艶なダンスでステージを彩る。そして、可愛いポップな雰囲気の『素敵な三⾓関係』と、まったく雰囲気の異なる3曲を畳みかけると場内の熱気も最⾼潮に。最後は全員で『デッサン』をしっとりと歌い上げ、全13曲の本編をあっという間に駆け抜けた。
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アンコールが開けると『AKBフェスティバル』でファンと⼀緒に⼤盛り上がり!弾ける笑顔で会場を⼀つにした。勢いそのままに疾⾛感溢れるナンバー『キミが思ってるより…』を披露し、最後まで熱のこもった全⼒パフォーマンスを届ける。ラストを飾ったのは『旅⽴ちのとき』。向井地は「新チームの中で⼀番最後に初⽇公演を迎えたのですが、こうして8⼈で初⽇公演を終えることができて安⼼しています。これからもAKB48と向井地チームAの応援をよろしくお願いします!」と挨拶し、多彩なパフォーマンスで魅せた向井地チームAの初⽇公演は幕を閉じた。
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【AKB48 新チーム A キャプテン 向井地美⾳・コメント】
「重⼒シンパシー」公演という、今まで劇場ではやったことのない公演を形にすることができて、感謝の気持ちでいっぱいです。先輩たちの⾊が既についている公演ではなく、マイナーな曲もたくさんあるこの公演を私たちが初めてやっていくことで、向井地チームAの⾊をつけていきたいと思っていますし、その想いが伝わっていたら嬉しいなと思います。チームメンバーを初めて⾒た時に「あ、華があるな」と思ったので、⼀⼈⼀⼈が持っている華を楽曲に活かしていきたいですし、中だるみしないようなセットリストや演出も考えました。柏⽊由紀さんがプロデュースしていた「僕の夏が始まる」公演で、村⼭彩希ちゃんと岡⽥奈々ちゃんの“ゆうなぁ”コンビでやっていた『⼥神はどこで微笑む?』がすごくかっこよくて、イントロの⾳に合わせて照明がついて、シルエットで登場する感じとかを公演の1曲⽬でやったらすごく盛り上がれるんじゃないかと思って、実は私が(その演出を)提案させていただきました(笑)フリを揃えたりとか、“パフォーマンスを良くしていく”ということに集中して頑張れるメンバーが揃っているので「チームAの公演が⼀番クオリティが⾼い」と⾔っていただけるようにしたいです。歴代のチームAは⼀⼈⼀⼈が強いからこそ、個⼈主義のようなイメージがあったと思うのですが、過去最⾼に団結⼒のあるチームAを⾒せていきたいと思います!
【AKB48 新チーム A 本⽥仁美・コメント】
リハーサルとか準備期間は⻑かったんですけど、いざ本番を迎えるとあっという間だったなと感じます。みんなで時間をかけて準備してきて、この準備期間の中で仲も深まったなと思います。「良い公演にしよう」という想いがみんなにあったので、このチームはもっともっと成⻑していけるなと思いましたし、私⾃⾝もブラッシュアップして、さらに良い公演をつくっていきたいです。私の⾐装は韓国⾵になっていたりとか、⼀⼈⼀⼈のイメージに合わせた新⾐装も⽤意していただいたので、⾐装の特徴とかも活かせるようなパフォーマンスをお⾒せしたいです。