11月2日、アイドルグループ・JamsCollection(通称:ジャムズ)の坂東遥が、この日行われた自身の生誕祭ライブでグループからの卒業を発表した。
別グループで約7年間活動し、卒業後にJamsCollectionに加入。ステージではキレのあるダンスと引き込まれる表情で魅了し、また、リーダーとしても先頭に立ちグループを支えてきた坂東。
卒業発表後、坂東は自身のツイッターを更新。今年の夏をアイドル人生最後の夏と決めていたことを明かし、「本当は今年の夏を持って卒業するつもりだったのですが突然5人になってしまった状況で、今、私が卒業するべきではないと思い、ジャムズのために、そしてジャムズを応援していただいた皆さんのために、私の持てる力を全部出してから卒業しようと決めました」と経緯を説明。生誕祭での発表は「一年でいちばん坂東遥のことが好きな皆さんが集まってくれる日に自分の口から伝えたいと思い、今日発表させていただきました」と理由を綴っている。
また、卒業はメンバーが5人になったことが原因ではないと前置きしつつ、「わたしがジャムズに加入した理由は、前に所属していたグループでアイドルとして叶えられなかったたくさんのことを叶えるため、アイドル人生悔いなくやり切りたいと思って加入しました。活動していく中で目標だったイベントに出演できたり、メジャーデビューができたり、想像もしてなかった大きな会場で立て続けにワンマンライブをやらせて頂けたり、この一年半でわたしがアイドルとして叶えたかったこと、みなさんのおかげでたくさん叶えさせて頂けました」とこれまでの活動を振り返りながら、ファンへの感謝を寄せた。
また、適応障害によって休養していたことについても触れながら、「自分自身と病気と向き合っていく中で、今のわたしはどんなことにわくわくして、何にやりがいや幸せを感じるのかたくさん時間をかけていろんな人に話を聞いてもらって、たくさんたくさん考えたとき、アイドルではない坂東遥の第二の人生を歩みたい、という答えが出て卒業という形に辿り着きました」と綴り、文章を締めくくった。
なお、坂東の卒業時期は2023年の3月を予定している。