名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48の荒井優希が赤井沙希選手とタッグを組む『令和のAA砲』が4日、東京・後楽園ホールでU.S.A.からの挑戦者 マックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ(Wasteland War Party)と対戦。第10代プリンセスタッグ王座を守ることができなかった。
赤井沙希&荒井優希vsマックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ試合の様子(C)東京女子プロレス 画像 2/5 赤井沙希&荒井優希vsマックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ試合の様子(C)東京女子プロレス 画像 3/5 赤井沙希&荒井優希vsマックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ試合の様子(C)東京女子プロレス 画像 4/5 赤井沙希&荒井優希vsマックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ試合の様子(C)東京女子プロレス 画像 5/5
『Wasteland War Party』のいきなりの奇襲攻撃から始まった対戦。リング外で荒井がハイディ、赤井がマックスと対峙する。荒井が倒されると、ハイディとマックス2人がかりで赤井を攻撃。荒井がドロップキックで反撃するも、マックスに捕まり高い位置からのボディスラムで何度もマットに叩き付けられてしまう。赤井がコーナーポストからのジャンピングキックをマックスに決め、長い脚で三角絞めをかけるも、そのまま持ち上げられて叩きつけられ、荒井がフルネルソンバスターを試みるも持ち上げられず、パワーと重量で圧倒される展開に。そんな中でもマックスの顔面に荒井がキックを決め、赤井と連携しダブルのブート、新人賞と見せ場を作った。荒井は得意技Finallyを狙うも阻止され、必死で逆さ押さえ込みをかけるなど抵抗するが、最後は『Wasteland War Party』の驚異の合体技「マスターブラスター」で11分29秒、荒井がフォールを許し、『令和のAA砲』が4度目の防衛に失敗。『Wasteland War Party』がプリンセスタッグ第11代王者組となった。
試合後ハイディは、「思った通りの結果になったし、思った通りピンクのベルトは私たちの方が似合う。あの子たちはただ残念ねって言うしかないわね」と笑顔。マックスは唸り声で威嚇し、ハイディは「東京女子が次に『Wasteland War Party』に当ててくるヤワな女の子が誰になるのか楽しみでしょうがないわ」と挑発した。
赤井は荒井のことを気にかけつつ、「優希ちゃんのことも心配だったんですけど、試合後の目を見て全然火は消えてないなと思ったので、新年早々うちらに火をつけさせてくれて感謝です」とコメント。荒井は「本当に怖かった」と明かしながら、「(ベルトを失い)今は、すごいショックというかビックリというか、まだ全然実感が湧かないんですけど、これからもう一回気を引き締めて頑張れってことだと思うので、またもう一回ベルトに挑戦できるくらい頑張りたい」と再起を誓った。荒井は赤井とタッグを組み、1月15日(日)東京・大手町三井ホールからスタートする「第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」に出場し、再び『Wasteland War Party』にリベンジするためにタッグトーナメント優勝を狙う。
【赤井沙希・コメント】
マックス・ジ・インペイラーと、ハイディ選手とやってみて、自分もキャリア9年なんで、いろんな選手とやってきた方なんですけど、あのタイプは初めてで。今回ベルトは無くなったんですけど、新年早々こういう思いをさせてくれて、そういう意味ではこの対戦相手には感謝しています。優希ちゃんのことも心配だったんですけど、試合後の目を見て全然火は消えてないなと思ったので、新年早々うちらに火をつけさせてくれて、そういう意味で感謝です。
前にトーナメントが決まったっていう時と今で、全然立つ自分の気持ちが全く違うものになったので、トーナメントもちゃんと勝ち上ってあのベルトを取り返さないと示しつかないので。
【荒井優希・コメント】
本当に怖かったんですけど、2023年始まって一発目の試合だったので、しっかりベルトを守って今年もチャンピオンで頑張りたかったんですけど。今は、すごいショックというかビックリというか、まだ全然実感が湧かないんですけど、これからもう一回気を引き締めて頑張れってことだと思うので、トーナメントも赤井さんとAA砲で出られるので、またもう一回ベルトに挑戦できるくらい頑張りたいと思います。