テレビ朝日の音楽番組「musicるTV」と連動して、アイドルたちの頂上決戦をコンテストスタイルで展開する『愛踊祭~あいどるまつり~2017』。現在、一次審査(書類選考)を通過した171組のアイドルたちが、国民的アニメソングの課題曲「キューティーハニー」をカバーして歌い、それぞれのオリジナルダンスを披露した動画をアップ。まさに二次審査(Web審査)の真っ最中だ。
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ツイッターやフェイスブックでのネット投票ポイント、ゲーム連動のチームワークポイント、審査員の評価ポイントを合わせた総合点で競い合い、三次審査(エリア代表決定戦)へ進むアイドルが決定する。
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日々、ランキングが発表されるのだが、各エリア上位の顔触れを見て思うのは長くアイドル活動を続けていて、熱狂的なファンをたくさん持っている知名度が高いグループが占めていることだ。
しかし、せっかくたくさんのグループがエントリーしているのだから、自分の推しドルとは別に、今はまだ無名でファンも少なく下位にはいるけど、将来かならず輝きそうな原石的アイドルを見つけるのも、愛踊祭ならではの醍醐味であろう。
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その中でWWSチャンネルの目に止まったのが、30組が参加して最大の激戦区になっている関東AエリアにエントリーしているSpindle(スピンドル)だ。昨年10月にデビューしたばかりのホヤホヤの新人で、まだオリジナル曲もなく、現在ボイトレ中。カバー曲のみでパフォーマンス活動をしており、小さな単独ライブさえもまだやったことがない、まさにこれからのまっさらなグループだ。
ただこのSpindleには、他の170組のアイドルにはない唯一無二の武器がある。それがローラースケートだ。Spindleは、ローラースケートシューズを履いてローラースケートダンスを踊るアイドルなのである。ローラースケートを一度でもやった方ならわかると思うが、滑るのだけでもひと苦労なのにローラースケートを履いて自由に踊るのがいかに困難かが理解できる。
ローラースケートダンスレッスンにはなんと一年半もの期間を費やした。高速スピンをはじめとした彼女たちのパフォーマンスは本当に見事で、今までになかったアイドルダンスとして新風を巻き込むものに違いない。
スピンドルというグループ名の由来は、“スピン”と“アイドル”の造語だ。
メンバーは、最年長18歳ながらグループ一童顔でおっとり・天然ふわふわ系のリーダーのもも、インライン10年間のキャリアを持ち、15歳で国体準優勝経験を持つ高速スピンが得意なことね、最年少13歳ながらいちばんのしっかり者で負けず嫌い、プチ小悪魔的なひめり。
そんな個性のかたまりであるスピンドルこそ、多くのアイドルファンに知って貰い、応援をしてほしいグループである。7月2日まで続くweb審査で上位に食い込んで貰い、3次審査のステージでの生のパフォーマンスをぜひとも見たいものだ。
https://idolmatsuri.jp/group/spindle0121