乃木坂46を2月26日に卒業する秋元真夏が、21日に卒業記念写真集「振り返れば、乃木坂」(幻冬社)を発売する。今回、発売を記念した取材会が都内で開催された。
本作は『アイドル・秋元真夏』の集大成として、11年半の感謝の気持ちを込めて、秋元の叶えたいことをぎゅっと詰め込んだ1冊に仕上がっている。メインとなる撮りおろしは、ヒット祈願で2回も登った富士山周辺での『卒業旅行』として撮影を敢行。他にも本人のリクエストで実現した後輩たちとの撮影&対談や、秋元にとってとても大切な『制服のマネキン』にインスパイアされた撮りおろし、本人レシピも掲載したお料理グラビアも。また、これまでを振り返るロングインタビューも掲載されている。
会見ではこの11年間のアイドル活動について聞かれると、「卒業を前にすると辛かったことも聞かれるんですけど、それが思い出せなくなるぐらい毎日楽しかったです」と振り返った。また、秋元の卒業により乃木坂46から一期生は全員卒業となるが、「一期生は私が最後で同期はみんな卒業してしまったんですけど、大好きな後輩に囲まれて卒業できるのは幸せなことだと感じています」と続けた。
2代目キャプテンとしてグループを牽引してきた秋元。当初、キャプテンという役職には不安もあったようで、「私は引っ張っていくタイプじゃないので不安を抱いていたんですけど、うちうちでメンバー内に就任したことを発表したときに、みんなが駆け寄ってきてくれて、『絶対大丈夫なので頑張ってください!』とあたたかい言葉をかけてくれたのが嬉しかったです」という秘話を明かしてくれた。
キャプテンになってからは、心境の変化や気付きもあったようで、「心がけていたことは、メンバーの一人ひとりのいいところを見つけられるぐらい、プラスな事に目を向けていこうと、目標を掲げて頑張っていました。そうしたらメンバー全員がもっと大好きになりました。離れるのが寂しいぐらい大好きなグループになりました」と笑顔をこぼした。
秋元真夏(C)WWSチャンネル 画像 3/4秋元真夏(C)WWSチャンネル 画像 4/4
4年間務めたキャプテンという役職は「やりきれたなと思います!」と言い切った秋元。改めて、自身にとって乃木坂46はどんなグループかと質問されると、「何年も最強なグループだと思います。知れば知るほど一人ひとりの魅力にハマっていくし、世代交代をしていく中でも、同じグループとしてやってきた仲間が最強だなと思います」と話し、瞳を輝かせた。
最後に、後輩メンバーから「卒業旅行に連れて行ってくれると言ってもらってます。どこに行くかは決まってないですが」という企画が持ち上がっていることを明かした。どんなことをリクエストしたいか聞かれると、「ちょっと高級な旅館に行きたいな・・・」と小声で願望を明かした。