2023.04.25 公開
SKE48・斉藤真木子、お披露目から14周年!笑顔と涙の特別イベント開催「明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました」

お披露目から14周年を迎えた斉藤真木子(C)2023 Zest,Inc.  画像 1/12

4月25日、名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48のキャプテン・斉藤真木子のデビュー14周年を記念した特別イベント『劇場版未完全TV presents「斉藤真木子14周年スペシャル」』が、SKE48劇場にて実施された。

2009年3月29日にSKE48第2期生オーディションに合格し、同年4月25日に2期生としてお披露目された斉藤。同年5月には2期生メンバーを中心に発足した初代チームKIIのメンバーとなり、6月にはチームKII 1st Stage「会いたかった」公演で劇場デビューを果たした。2010年に研究生に降格するも、2012年にはチームEに昇格。2016年に長らく不在だったキャプテンに就任し、20thシングル『金の愛、銀の愛』で初めて選抜メンバーに選ばれた。さらに、2019年にはSKE48劇場支配人を兼任。以降、グループの先頭や裏方など様々な立ち位置でSKE48のために尽力している。

SKE48・斉藤真木子、お披露目から14周年!笑顔と涙の特別イベント開催「明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました」(左から)太田彩夏、青木詩織、荒井優希、江籠裕奈、斉藤真木子、松本慈子、菅原茉椰、福士奈央(C)2023 Zest,Inc.  画像 2/12

SKE48・斉藤真木子、お披露目から14周年!笑顔と涙の特別イベント開催「明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました」お披露目から14周年を迎えた斉藤真木子(C)2023 Zest,Inc.  画像 3/12
イベントには各チームから松本慈子青木詩織荒井優希江籠裕奈太田彩夏菅原茉椰福士奈央と所縁のあるメンバーが参加。メンバーたちの呼び込みで斉藤がステージに登場すると、「14周年おめでとう!」とファンを巻き込んで14周年をサプライズでお祝い。「みんなで揃えてくれたの?」と笑顔で喜んだ斉藤は、「大阪から来た弾丸娘! みなさんのこと、めっちゃ好きやねん! 」と懐かしのキャッチフレーズを披露した。

イベントは江籠の進行で14年間のアイドル活動を振り返る企画からスタート。最初は2009年のオーディション時の写真がスクリーンに映し出された。十字のネックレスとロックな私服がとても気になる。この時について斉藤は「歌唱審査があって秋元康先生の前で歌ったんですよ。めちゃめちゃ自信があったんだと思う。秋元先生が書いた歌を本人の前で歌うのって」としみじみと振り返った。また、お披露目当日にステージから落ちて脇腹を痛めたという懐かしのエピソードも飛び出した。

年表が進む中でメンバー各々とのエピソードも語られ、加入当時、斉藤と一緒の寮に住んでいた青木は、「風の噂でダンスが得意と聞いていて、分からなかった『バズーカ砲発射!』のフリを聞きに行ったら思ってた以上に熱が入りすぎちゃって・・・。間違えたら『やり直しっ!』て繰り返してたら0時超えてました」という特訓エピソードを明かした。また、今では一緒に過ごした歴が一番長い江籠は初めてミュージックビデオ撮影に参加したときのことを振り返り、「初めてで慣れてなくて疲れ果ててたんですけど、帰りのバスの中で『肩で寝てていいよ』って、肩貸してくれたんですよ!」と優しさに溢れたエピソードを明かした。これにすかさず荒井は「最近は疲れてるのにめっちゃ喋ってくるじゃん!」とツッコみ、ほっこりとした雰囲気を一刀両断。それを聞いた江籠も「今自分で話してて思った。今は寝たいけど真木子さんの話聞かされてる。何回かに一回は肩貸してほしい」と要望を伝えた。

SKE48・斉藤真木子、お披露目から14周年!笑顔と涙の特別イベント開催「明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました」お披露目から14周年を迎えた斉藤真木子(C)2023 Zest,Inc.  画像 4/12 SKE48・斉藤真木子、お披露目から14周年!笑顔と涙の特別イベント開催「明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました」お披露目から14周年を迎えた斉藤真木子(C)2023 Zest,Inc.  画像 5/12 SKE48・斉藤真木子、お披露目から14周年!笑顔と涙の特別イベント開催「明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました」お披露目から14周年を迎えた斉藤真木子(C)2023 Zest,Inc.  画像 6/12
終盤は斉藤のスペシャルライブが行われた。14年前にも披露した『会いたかった』公演よりタイトル曲『会いたかった』からスタート。そのまま同公演よりユニットメンバーとして参加していた『ガラスのI LOVE YOU』を歌唱。甘い歌声を劇場に響かせながら、ファンが灯した黄色のサイリウムも大きく揺れた。

SKE48・斉藤真木子、お披露目から14周年!笑顔と涙の特別イベント開催「明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました」お披露目から14周年を迎えた斉藤真木子(C)2023 Zest,Inc.  画像 7/12

続いては「第7回AKB48選抜総選挙」でアップカミングガールズに選ばれ、その際センターを務めた『君だけが秋めいていた』を披露。歌い出しから感極まって涙を流す斉藤。歌唱後には「めっちゃ練習したのに!全然歌えなかった」と叫ぶも、「劇場で一人で歌のはまた違った緊張感で、みなさんの眼差しがとても心強かったです。どれも思い出が詰まった楽曲なのでみなさんの前で歌えてよかったです」と笑顔を見せた。

SKE48・斉藤真木子、お披露目から14周年!笑顔と涙の特別イベント開催「明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました」斉藤に駆け寄る後輩たち(C)2023 Zest,Inc.  画像 8/12 SKE48・斉藤真木子、お披露目から14周年!笑顔と涙の特別イベント開催「明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました」『劇場版未完全TV presents「斉藤真木子14周年スペシャル」』の様子(C)2023 Zest,Inc.  画像 9/12 SKE48・斉藤真木子、お披露目から14周年!笑顔と涙の特別イベント開催「明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました」『劇場版未完全TV presents「斉藤真木子14周年スペシャル」』の様子(C)2023 Zest,Inc.  画像 10/12

「歌うの緊張したんですけど、ここからは本格的に踊っていきたい!」と、メンバーを再び呼び込み、『絶対インスピレーション』、『大声ダイヤモンド』を立て続けに熱唱した。

SKE48・斉藤真木子、お披露目から14周年!笑顔と涙の特別イベント開催「明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました」サプライズでは同期・高柳明音から手紙も  画像 11/12

ここで斉藤の同期で卒業生の高柳明音からサプライズで手紙が届いた。文面で高柳は「私でいいのか?という思いが何よりも先にありました。もっと他に適正な子がいると思ってしまうからです」と前置きしつつ、「連絡もたまーにしかとらないけど、先輩もいなくなって、同期で最後のメンバーになって、最近どうなのかなって。最後に残してきた同期だし、一応心配もしているわけで・・・」と、12年連れ添った同期の目線で、付かず離れずの距離感で寄り添った。自身が卒業して2年、改めてファンとの交流の大切さを感じたという高柳は、「あの頃は総選挙とかもあって、とりあえずファンのみんなに本音でぶつからないといけない暗黙の了解みたいなのがあって、それは苦しかったりもしたけど、たまには真木子の本音の思いを、話したことのないような腹の内を、ファンの方に伝えてみたらとは思うよ、お姉さんは」とアドバイス。最後は「真木子がこれからもSKE48で頑張るって言い続ける限りは応援しているし、遠くから見守っているつもりです。いつか卒業を決めたときには絶対に見届けに行くし、私は偉そうなことは言えないけど、真木子の仲のいい友達たちの後ろにこっそり隠れて迎えに行くからね。どんな選択をしてもきっと真木子のファンの方や、一緒に頑張った過去の仲間たちはそれを受け入れてくれるよ。何よりSKE48でいる限り、アイドルを楽しんでほしいと願っています。また江籠さんときなちゃん(江籠の愛犬)と一緒に遊ぼうね」と綴った。
手紙を受け取った斉藤は「嬉しいです。心配してくれているんだなって分かったし。ありがとう」と笑顔を見せた。

SKE48・斉藤真木子、お披露目から14周年!笑顔と涙の特別イベント開催「明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました」お披露目から14周年を迎えた斉藤真木子(C)2023 Zest,Inc.  画像 12/12

最後にイベントの感想を求められた斉藤は、高柳の手紙を引用する形で、「15年目になった訳なんですが、私は強い子だと思って日頃から生きるようにしているだけで、こうして涙を見せてしまうことや、感情が露わになることは、ステージの上やSKE48として活動してるときだけなので、すごく素の自分を見せれてると思います。みなさんに本音を言えてるつもりだし、ありのままの私を見てもらえる素敵な場所がSKE48にはあると感じているので、心配なさらずに。みなさんが思うほど思いつめてないし、みなさんが思うほど楽しく活動させてもらってます」と語りかけた。続けて「もっともっと楽しくたくさんやっていきたいから、楽しくありたいと思って絡まって、うるさいだけになっちゃって、メンバーにも迷惑をかけることもあるけど、でも、それを受け入れてくれる優しい環境に恵まれているので、楽しく精一杯やっていきたいと思います。本当に嬉しい!本当に今日が迎えられて本当に嬉しいし、明日からもSKE48として生きていく自分自身が楽しみになりました。明日のことは、未来のことは誰にも分からないから、これからも楽しんで、自分が自分で歩める道をこれからも歩んでいきたいと思うので、みなさんもたくさん楽しんで、一緒にこの道を歩んでもらえたらと思います」と、今後のSKE48としての活動にも意欲を示した。

さらに、「すみません。何も面白いこと言えずに申し訳ないんですけど、本当に素直な気持ち。嬉しい!ありがとう!本当に来てくれて嬉しかったし、応援してくれて本当にありがとうございます!もう、本当にありがとうございます!!」と感情を爆発させ、「年々自分を応援してくれる人っているのかなって不安になるし、触れ合えない環境でアイドルしている状況なので実感できなくて・・・。また何かやるってなったときは最低でもこの人数は来てくれるなって思うと、またどんどん楽しいことができそうです!また会いに来てくれたら嬉しいです。本日はありがとうございました!」と締めくくった。

 

過去には涙ぐみながら「これから面白くなるんで見てて下さい」と発言したこともあったが、今日見せた涙は面白さでは生まれない感動に満ち溢れていた。大阪出身なのに面白くないと言われたこともあった一方で、発言のセンスで予期せぬ笑いを生み出し、また、厳しい指導で後輩たちを育て、SKE48の屋台骨を支えてきた。最年長メンバーになった今、後輩たちに囲まれ迎えた今年の周年。メンバーたちと一緒に15年目を歩き出した斉藤の背中は頼もしかった。怪我から復活を果たし、パワフルなダンスを見せる斉藤の姿をこれからも見続けたいと思わせてくれるイベントとなった。


【公演概要】
劇場版未完全TV presents「斉藤真木子14周年スペシャル」
4月25日(火) 18:30開演

<出演メンバー>
斉藤真木子松本慈子青木詩織荒井優希江籠裕奈太田彩夏菅原茉椰福士奈央

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
WWSチャンネルの人気記事をお届けします
【あなたにオススメ記事】

関連記事