5月19日、NMB48劇場でTeamM「恋は突然やってくる」公演にて劇場公演回数が3000回を迎えた。
公演中のMCでは「3000回」にちなんだトークで盛り上がったほか、来場者には「NMB48劇場公演3,000回記念ハンドタオル」がプレゼントされた。
公演後には出演回数上位メンバーを中心した特別アフタートークを実施。チームNの石田優美と加藤夕夏と小嶋花梨、チームMの鵜野と川上と上西と前田、チームBIIの瓶野神音と隅野和奏の計9名が登壇した。
959回の2期生・石田をはじめ、678回の4期生・川上、590回の3期生・加藤、584回の2期生・鵜野、498回の5期生・小嶋が、454回の5期生・上西、423回のドラフト3期生・前田まで、現役メンバーの中の劇場公演出演回数トップ7が勢揃い。7期生ながら瓶野神音が238回、隅野和奏が201回と、チームBⅡの2人も公演回数をどんどん増やしている。
3,000回記念公演を終えたばかりの川上は「後輩たちが生き生きしてました。タメ口をめっちゃ使ってくるんですよ。私が1回目の時、山田菜々さんが後輩にイジられるキャラだったので、時を経てその立ち位置になってるのかなって思ったら嬉しかったです」と感慨深げに振り返り、「3,000回ということでファンの皆さんの熱気もすごくて、皆さんのありがたみをすごく感じました」とファンに感謝の気持ちを伝えた。3,000回のうち、ほぼ1/3に出演している石田は「嬉しいです。これからもNMB48劇場を守れるように、もっと盛り上げられるようにしたいです。NMB48のファンの方だけじゃなくて、AKB48や他の48グループのファンの方も取り込めるような劇場公演にしていきたい」とさらなる意欲を示した。
歴代NMB48劇場公演の中で、一番回数が多いのが「アイドルの夜明け」公演の288回。2位が「青春ガールズ」公演の243回、3位が「ここにだって天使はいる」公演の242回と続いている。メンバーが選ぶ「好きな劇場公演」ベスト3も発表され、山本彩プロデュース「夢は逃げない」公演が1位となった。2位が石田優美プロデュース「世代交代前夜」公演、「ここにだって天使はいる」公演と吉田朱里プロデュース「Will be idol」公演が同数で3位。
「夢は逃げない公演」について、出口が「初めてのオリジナル公演ですごくハードなセットリストだったけど、ドラ3・6期で頑張った思い出の公演。またしたい!これこそ青春!」とアンケートで回答。塩月希依音も「研究生にしては難易度の高い振り付けの「スクラップ&ビルド」や「夢は逃げない」などがセットリストに入っていました。でも、それは公演を重ねるうちに成長していけるようにという意味が込められていて、そんな裏テーマがあるのも好きなポイントです」と答えた。
メンバーが選ぶ「劇場公演楽曲」ベスト3も発表され、1位が「初めての星」、2位が「ジッパー」、3位が「ずっとずっと」「タンポポの決心」「摩天楼の距離」という結果となった。
最後にキャプテンの小嶋が、「劇場公演ならではのいろんなハプニングや物語など、この場にいるからこそ観てもらえる部分がたくさんあります。公演って本当に素敵だなと私たちも思いますし、ファンの皆さんにもこれからも思っていただけるように、これからも1回1回の公演を大切に作り上げてきたいです。3,001回目の公演からもまたNMB48劇場にお越しいただけたらと思います。」とメッセージを伝えて締めくくった。
その後、サプライズ音が鳴り、スクリーンに7月に開催されるコンサートの詳細が映し出された。
次世代コンサートのプロデュースを手がけることについて加藤は「石田優美ちゃんが9期生をプロデュースしたり、先輩たちがしてきたのを見て、『自分もやってみたいな』と思ってたところに卒業間近でお話をいただきました。私が今まで勉強してきたことや、後輩に出来ることを全部注ぎ込もうと思います。一人一人の個性を生かしていけるように頑張ります」とコメント。卒コンに関しては「タイトル大丈夫ですか?(笑)」と少し照れながらも、「最後に皆さんのハートを奪っちゃいたいと思います」と笑顔を見せた。